住民主体の救助訓練
2025-12-01 10:38:46

大阪市中浜地域で住民主体の救助訓練が実施!防災力向上への新たな取り組み

大阪市中浜地域での救助訓練の実施



2023年、株式会社ダスキンのレントオール事業で開発された『Rescue Training Module🄬』が、大阪市城東区の中浜地域で住民による初の救助訓練に活用されました。この訓練は、地域住民の防災力を高めることを目的としています。訓練は、大阪市立中浜小学校の校庭で行われ、参加者は4つの班に分かれ、倒壊した建物を再現した設備の中から要救助者を救出するというシナリオで進行しました。

救助訓練の概要



本訓練は、大規模災害、特に震度6強の地震が発生した場合を想定して行われました。参加者は、まず安全管理や救助資器材の取り扱いを学び、その後、実際に模擬訓練を実施。要救助者への声かけから、搬出作業まで一連の流れを実践し、事故や災害時における協力の重要性を体感しました。見学者を含む185名の地域住民が参加し、「現実に起きたらパニックになると思うが、今回の経験で実際の流れを理解できた」との感想が寄せられました。

地域の特徴と防災への取り組み



中浜地域は、大阪市内の下町の温かな住宅街で、地域コミュニティが活発に活動しています。毋論、防災意識も非常に高く、感震ブレーカーの設置促進や安否確認訓練を積極的に実施しています。また、地域独自の防災カードゲームの開発なども行っており、共助による救助の重要性が各住民に浸透しています。

専門家のコメント



中浜地域活動協議会の川涯氏は、訓練を通じて得られた技術力や判断力の重要性を強調し、「参加者の一番の宝となる経験が得られた」と述べました。また、大阪公立大学の生田教授は、地域の住宅は古く、地震による被害が大きい中、一層の共助が必要であることを指摘しました。

企業の支援と展望



ダスキン レントオール事業部の小森氏も、「この訓練に我々のモジュールが活用されて光栄。地域の安全活動を支える姿勢を続けていきたい」とコメントし、今後の継続的な支援を約束しました。

結論



今回の住民主体の救助訓練は、地域の防災力向上に向けた重要なステップとなりました。これからも、中浜地域では住民の結束や協力により、さらなる防災意識の向上を目指していくことでしょう。この取り組みは、他の地域でも模範となる可能性があり、防災活動の重要性が再認識される機会となりました。地域の皆さんが今後も協力し合い、防災力を高めていく姿勢が期待されます。


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株式会社ダスキン
住所
大阪府吹田市豊津町1番33号
電話番号
0120-100-100

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