チーズと糖尿病の関係
2026-09-16 11:51:12

チーズ摂取が糖尿病リスクを減少させる可能性を示した研究結果

チーズ摂取と糖尿病リスクの関連性



近年、食事が健康に与える影響についての研究が進んでいますが、新たに雪印メグミルク株式会社と立命館大学の共同研究が、チーズの摂取頻度と糖尿病有病率の関係を明らかにしました。この研究は、米国の成人2,331名を対象とした国民健康・栄養調査(NHANES)データを基に実施されました。

研究の背景と目的



食事は糖尿病予防において極めて重要です。これまでにもヨーグルトなどの発酵食品が糖尿病予防に寄与することが指摘されていましたが、チーズに関しての研究はまだ比較的少ない状況でした。そこで、本研究では「チーズ全般」に加え、カッテージチーズ、低脂肪チーズ、クリームチーズの各種について、その摂取頻度と糖尿病や血糖関連指標との関連性を探ることが目的とされました。

研究方法



2003年から2006年にかけて収集されたNHANESデータを用い、特定の年次の成人2,331名に対して横断解析を行いました。日常的なチーズ摂取については「チーズ全般」として評価しつつ、さらに「カッテージチーズ」「低脂肪チーズ」「クリームチーズ」の3種類に分類しました。その後、糖尿病の有無や血糖関連指標(HbA1c、空腹時血糖値、インスリン、ビタミンD)との関連を調査しました。

研究結果



結果として、チーズ全般の摂取頻度が高い人々は、糖尿病有病率が低い傾向にあることが分かりました。特にHbA1cの低値やビタミンDの値が高いこととも関連付けられました。また、カッテージチーズや低脂肪チーズでも、摂取頻度が高い場合には同様の結果が見られました。一方、クリームチーズの場合、高頻度の摂取者においては糖尿病の有病率や良好な血糖指標との関連性が弱まる傾向が確認されました。

考察



この研究は、チーズの摂取が良好な血糖状態に寄与する可能性を示唆しています。特にカッテージチーズや低脂肪チーズにおいては、脂肪含量や製法の違いが関連している可能性が高いと考えられます。しかしながら、本研究は因果関係を証明するものではなく、今後はチーズの種類や摂取パターンに基づいたさらなる研究が求められます。

今後の展望



新たな研究の結果として、チーズの健康価値が再評価されることが期待されています。次のステップとして、チーズの摂取パターンに着目した食生活の提案が進むことで、より健康的な食生活の実現にもつなげていきたいと考えています。

論文情報



この研究の詳細な情報は、国際学術雑誌「Nutrition and Health」に掲載されています。研究の進行と共に、今後もチーズの健康に対する新たな知見が得られることを期待したいと思います。

会社情報

会社名
雪印メグミルク株式会社  広報IR部 広報グループ
住所
電話番号

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