コープみらいの奨学金
2025-05-15 14:28:48

コープみらい、2025年度奨学金制度で新たに700名を決定し教育支援を強化

コープみらい、2025年度の新奨学生を発表



埼玉県さいたま市に本拠を置く一般財団法人コープみらい社会活動財団と、同じく生活協同組合コープみらいは、2025年度に新たに700名の奨学生を選定したことを明らかにしました。このうち421名は新入生、279名は在校生です。これにより、事業を通じた奨学生のトータル数は合計1,724名となり、教育支援がさらに拡充されます。

経済的支援の必要性



コープみらいが行うこの奨学金制度は、特に経済的負担が大きいひとり親家庭(両親不在も含む)を対象としています。支援を必要とする家庭が多い中で、奨学金はひとり親家庭の学生に月額1万円、最大3年間にわたって給付されます。この制度により、学生たちは学業に集中できる環境を整えることが可能になります。

支援拡大の背景



コープみらいの奨学金給付事業は2018年からスタート。社会問題として深刻化している子どもの貧困問題を解決する一環として始まりました。この事業には、コープみらいの組合員が自主的に参加する形で資金を集める「奨学金応援サポーター」が存在し、毎月100円以上の寄付が行われています。今年度、登録者数は30,455名を超えました。

また、宅配サービス「コープデリ」を通じての募金活動でも多くの支持を受け、過去1年間での募金総額は1.7億円に達しました。これにより、奨学生の数も前年より66名増加しています。

参加者の声



今年3月に卒業した奨学生の中には、経済的な支援があったからこそ、英検の教材や大学の資料を購入できたという感謝の声もありました。「支えてくれた周囲の方々には本当に感謝しています。これからの大学生活も頑張ります!」とのコメントには、多くの希望が込められています。

保護者からも、奨学金の支援によって子どもが充実した高校生活を送れたという声が多く寄せられています。「自分の意見をしっかり持てるようになり、学校行事にも積極的に参加する姿を見て、親としても嬉しい」との感想が、奨学金制度の成果を物語っています。

コープみらいの今後の展望



コープみらい財団は、教育支援活動を通じて地域社会に貢献し続けることを目指しています。経済的な困難を抱える家庭にとって、この奨学金制度が一助となることは言うまでもありません。籍を置く組合員とともに、未来の世代へ向けたサポートをさらに強化し、多くの学生が自分の夢を追い求める手助けをしていく所存です。多くの方々がこの活動に参加し、手を差し伸べることで、より良い教育環境が作られることでしょう。


画像1

画像2

会社情報

会社名
コープデリ生活協同組合連合会
住所
埼玉県さいたま市南区根岸1-4-13
電話番号
048-839-1371

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。