LDT株式会社がケアプロデュースの全株式を取得
LDT株式会社が株式会社ケアプロデュースの全株式を2025年1月7日付で取得することを発表しました。これにより、超高齢社会に対応する情報インフラとサービスインフラの構築を一層進める狙いがあります。
近年、日本は急速に高齢化が進んでおり、2022年には高齢者人口が約3,627万人に達しました。さらに2040年にはその数字が約3,921万人に上ると予測されています。このような背景を受け、LDT株式会社は、超高齢社会の課題に応じた事業の拡張を目指しています。
ミッションとシナジー
LDTのミッションは、「超高齢社会に適した情報インフラとサービスインフラを構築することにより、人々のQOLの向上に寄与し、社会に貢献し続けること」です。この目標を実現するため、ケアプロデュースが提供する老人ホームや介護施設紹介事業とのシナジーを活用し、シニアライフや相続に特化したサービスの強化を図ることを決定しました。
ケアプロデュースは、老人ホーム紹介事業で豊富な実績を持っており、シニアライフや相続領域においても高い信頼性を築いています。LDTは、両社の強みを生かすことで今後の成長が期待できると確信しています。
サービスの拡充
LDTは、ケアプロデュースが提供するサービスのさらなる拡充を図ります。具体的には以下のサービスを展開予定です。
- - 有料老人ホーム情報館:老人ホームと介護施設の紹介サービス(サイトはこちら)
- - Rホーム+:老人ホームと介護施設のフランチャイズ紹介サービス(サイトはこちら)
- - なごみ治療院:健康保険適用の訪問マッサージサービス(サイトはこちら)
これらのサービスをAgeTech領域の情報インフラサービスと融合させ、利用者に広範囲なサポートを提供していくことで、シニア世代のニーズに応えていく計画です。
今後の展望
LDTは、超高齢社会に向けた課題に取り組むため、事業の成長を図ると共に、経営資源やノウハウを共有できる企業との提携やM&Aを引き続き検討します。今後、より多くの事業機会が期待できる環境に向けて積極的に動いていく方針です。
会社情報
代表者:安藤滉邦
所在地:東京都港区芝5-27-5
設立:2004年10月
事業内容:老人ホーム・介護施設の紹介事業、治療院の運営、訪問診療サポートなど
公式サイトはこちら
代表者:白石和也
所在地:東京都港区新橋5丁目23-10
設立:2019年9月
事業内容:AgeTechプラットフォーム事業、関連ソフトウェアの開発・提供
公式サイトはこちら
結論
LDT株式会社のケアプロデュース全株式取得は、高齢化が進む日本において、シニア世代のQOL向上に向けた重要な一歩といえます。今後の展開に期待が寄せられる中、両社の融合が生む新たな価値に注目が集まります。