株式会社HESTA大倉は、元警察庁幹部の鬼塚友章氏が取締役社長に就任したことを発表しました。鬼塚氏は、警察庁から内閣官房国家安全保障局内閣参事官、奈良県警察本部長を経て令和4年12月よりHESTA大倉にて会長室室長を務め、スマートホーム事業を始めとする様々な事業に携わってきました。
鬼塚氏は社長就任にあたり、「大阪で創業し、関西を中心に宅地開発、住宅供給を推し進め、全国で会員制リゾートホテル、マンション管理販売及びスマートホーム等の事業を展開し、これまでに戸建て住宅約63,000戸をご提供するなど、多くのお客様からご支持、ご信頼を頂き、一昨年に60周年を迎えることが出来ましたことに深く感謝、御礼申し上げますとともに、次の世代の為に何を残し、何を成し遂げて行くか、その舵取りを託されたことに大きな責任と使命を感じています。」とコメントしています。
同社は、今後、少子高齢化、人口流失、過疎化等、地方が抱える問題に正面から向き合い、AI+IoT技術の活用、居住空間と医療技術の連携、太陽光発電システムの導入、再生医療技術の活用等を通じて、その解決に貢献していくことを目指しています。
鬼塚氏の豊富な経験とリーダーシップは、HESTA大倉のさらなる事業拡大と社会貢献に大きく貢献することが期待されます。
元警察庁幹部が民間企業の社長に就任することは、近年、珍しいことではありません。しかし、鬼塚友章氏の経歴は、警察庁、内閣官房、地方自治体と、まさに官僚組織のエリートコースを歩んできたと言えるでしょう。彼がHESTA大倉という民間企業でどのような手腕を発揮するのか、注目が集まります。
特に、地方活性化に向けた取り組みは、同社の今後の事業戦略において重要な位置づけを占めるものと考えられます。AI+IoT技術の活用や居住空間と医療技術の連携など、革新的なアイデアによって、地方における課題解決に貢献していくことが期待されます。
鬼塚氏は、警察庁での経験を通して培ってきたリーダーシップと問題解決能力を活かし、HESTA大倉を新たなステージへと導くことができるのか。今後の動向に注目していきたいと思います。