フィリップスNYオークション
2023-11-16 16:36:20
フィリップスNYオークション、1億5,500万ドルの新記録を樹立!
フィリップスNYオークションでの記録的なイブニングセール
最近、ニューヨークで開催されたフィリップスのイブニングセールが、アート愛好家やコレクターたちを驚かせる結果を残しました。このオークションでは、驚異的な1億5,500万ドルの落札総額を記録し、フィリップス史上2番目の高額落札となったのです。特に注目すべきは、ゲルハルト・リヒターの作品『Abstraktes Bild(636)』が3,500万ドル近くで落札されたことで、この作品の価格は作家の出品作の中でも上位に入ります。この注目の落札は、アート市場の活力を示す証拠です。
ロバート・マンリー副会長兼20世紀・現代美術部門の共同責任者は、「このオークションはフィリップスにとって特別な意義があります。『Quirk my mannerism』が予想を大きく上回る190万ドル越えを果たし、世界新記録を樹立したのは本当に素晴らしい瞬間でした」と語っています。この成功は、トリトンコレクション財団とのコラボレーションがもたらした影響でもあります。財団の作品が出展され、オークションに広がりと深みを与えたことは間違いありません。
ジャン=ポール・エンゲレン米州プレジデントも、このオークションの重要性を強調しています。「アートの不朽の遺産を追求する中で、トリトンコレクション財団と共に新たな旅をスタートできたことは光栄です。今回のイブニングセールは市場にとって新鮮な体験となり、特にフェルナン・レジェの『Le 14 juillet』などに対する反応は熱狂的でした。」
トリトンコレクション財団のキースジャン・コーディアは、「私たちの使命は、アート界の真のパイオニアを収集し、それを世界中と共有することです。30点の前衛的な作品を長年にわたって収蔵し、今回のオークションで注目を集めることができたには感謝の気持ちでいっぱいです」と話しました。彼によると、オークションに先立ち、これらの作品が世界各都市を巡る過程で多くの関心を集めたことは驚きだったそうです。
このオークションでは、過去100年にわたりムーブメントを定義する作品が展示され、アート愛好者たちに新たなインスピレーションを提供しました。今後もフィリップスは、アート市場において新しい作品を紹介し続けていくでしょう。
フィリップスについて
フィリップスは、アート、デザイン、高級品のグローバルなプラットフォームです。オークションはニューヨーク、ロンドン、ジュネーヴ、香港などで行われ、多様なサービスを提供しています。新しいアートのトレンドを生み出すこの会社が、これからどのような成功を収めていくのか、ますます目が離せません。詳細情報は公式サイトをご覧ください。
会社情報
- 会社名
-
Phillips Auctioneers Limited
- 住所
- 東京都港区六本木6−6−9 ピラミデビル 4F
- 電話番号
-
03-6273-4818