新シーフードマーケット誕生
2021-06-14 18:03:39

サステナブルな漁師町を目指す新シーフードマーケット『UMIKARA』が福井に誕生

サステナブルな漁師町『UMIKARA』がオープン



2021年7月7日、福井県の若狭高浜に新たなるシーフードマーケット『UMIKARA(うみから)』がグランドオープンしました。これは、持続可能な漁師町の未来を目指すもので、地元の漁業と人々をつなぐ新たな取り組みの一環です。

伝統ある漁港町・高浜町の魅力


高浜町は、古くから漁業で栄えた地域で、その豊かな自然環境と美しい海で知られています。南西部には「若狭富士」と呼ばれる青葉山がそびえ、訪れる人々に穏やかな避暑地として愛されてきました。特に若狭和田ビーチは、アジアで初めて「BLUE FLAG」を取得した美しいビーチとしても有名です。このような自然の中で育まれた高浜町は、今、新しい漁師町の形を築く活動が進行中です。

海の6次化で地域を盛り上げる


高浜町では、漁業の生産から販売まで関わる人々が一体となり、地域資源を最大限に活用していく「海の6次化」プロジェクトが進行中です。この取り組みは地元の漁業を活性化し、サステナブルな社会を次世代に残していくものです。愛する海を舞台に、日々の生活や食文化を豊かにするこの活動は、訪れる人々にも新しい魅力をもたらします。

『UMIKARA』の特徴


『UMIKARA』は、ただの市場ではなく、地域の海の恵みを身近に体験できる文化発信の場です。水槽から自分の好きな魚を選び、その場で調理してもらえるサービスや、漁師から直接魚を購入できる昼市など、多彩な体験が魅力です。また、地元の海産物を使った料理や、特産品の販売も行われており、高浜の海の文化をより深く理解することができます。

魚価を上げ、漁業を再生


高浜町の漁業はかつて観光とともに栄えましたが、近年は後継者不足や魚食離れといった問題を抱えています。『UMIKARA』は、これらの課題を克服するために、魚の価値を上げる事業を展開します。地域商社「まちから」と連携し、未利用魚の活用や新たな加工品の開発を進め、高浜の魚食文化の未来を描き出します。

体験型マーケットで新たな交流を


『UMIKARA』は、ただの商業施設としての役割だけでなく、地域住民や観光客が集う場でもあります。海を見渡す開放的なテラスや、屋上で行われる定期的なグルメイベントなど、皆が気軽に足を運ぶことができる空間が作り出されています。そして、漁業を支える人々と、魚の美味しさを再発見したい人々を「海」でつなぐ場として、地域全体の活性化を目指しています。

高浜町『UMIKARA』。この新たなシーフードマーケットは、地元の漁業の未来を切り拓く拠点として、これからの発展に注目が集まります。ぜひ一度訪れて、その魅力を体験してみてください。

公式HP: UMIKARA
ECサイト: UMIKARA EC

会社情報

会社名
株式会社まちから
住所
福井県大飯郡高浜町三明1-12
電話番号
0770-72-2033

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