法務のデジタル改革を促進するLexisNexis® ASONEの最新機能
2021年4月16日、レクシスネクシス・ジャパン株式会社が提供する企業法務向けコンプライアンスプラットフォーム「LexisNexis® ASONE」において、新機能の追加が発表されました。これにより、企業が直面する法務の課題やリスクに対し、一層の効率化と適切な対策が期待されています。
アップデートの内容
今回のアップデートで特に注目されるのは、全国1700以上の地方自治体の条例を網羅した法規制改正モニタリング機能の大幅な強化です。この機能は、変化する法的環境に迅速に対応するために不可欠なもので、企業は常に最新の規制情報を把握できます。
さらに、「LexisNexis® ASONE」は、ただ単に法令情報を提供するだけでなく、社内規程管理やコンプライアンスサーベイ、さらにはトレーニングサービスとの連携も進めています。これにより、企業内の法務関連業務が一元管理され、各部門の業務効率が飛躍的に向上することが期待されます。
主要機能の強化
- - 法令・条例専用検索インタフェースの改善: ユーザーが必要な情報に素早くアクセスできるよう、検索の利便性が向上しました。
- - 全国地方自治体条例の収録: 地方自治体の条例を含め、広範囲な法的情報を提供。
- - 法令制定改正レポートの改善: 最新の法令改正に関するレポートの質が向上。
- - コンプライアンス・トレーニング機能: 法務部門のトレーニングをサポートする機能が、年内にリリース予定です。
- - 海外子会社コンプライアンス意識調査: 海外企業の現地遵守状況を調査し、企業全体のコンプライアンス意識を高めるコンテンツを準備中です。
コンプライアンスの新たなスタンダード
「LexisNexis® ASONE」は、法令改正の監視に加え、法と社内規程の関連性を強調しています。このプラットフォームの目的は、単なるコンプライアンスの維持にとどまらず、企業価値を最大化するための「攻め」の戦略を支援することです。リスクを未然に防ぐ「守り」から、利益を追求する「攻め」へと企業のコンプライアンスの在り方が変わりつつあります。
LexisNexisについて
レクシスネクシス・ジャパン株式会社は、法律・規制・ビジネス情報を解析した情報提供サービスを展開するグローバル企業の一部です。世界160カ国以上で活動しており、各国の法律情報をオンラインで効率的に提供しています。従業員は10,400人を超え、彼らのデジタルプラットフォームを通じて、顧客の意思決定を強力にサポートしています。
まとめ
新たに強化された「LexisNexis® ASONE」の機能は、企業の法務部門がこれから直面する様々なリスクやチャンスに立ち向かうための強力なツールとなるでしょう。変化の激しい法的環境の中で、企業がコンプライアンスを確保しつつも、重要なビジネスチャンスを逃さないためには、このような先進的なプラットフォームの活用が不可欠です。法律とビジネスの架け橋となる「LexisNexis® ASONE」に期待が高まります。