青森県がスナック業界とのコラボレーションを促進
青森県では、スナック業界と建設業のつながりを強化するためのユニークな取り組みが始まります。男性客が多いスナックにおいて、「建設業」について話すきっかけとなる特製コースター「チカラコブスター」を配布することが決定されました。この施策は、建設業の担い手確保を目的としており、2023年3月25日(火)に開催される「スナック向け建設業セミナー」に参加することで手に入れることができます。
特製コースターの種類
「チカラコブスター」は、スナックの周遊を促進することを目指して、3種類の特製コースターが用意されています。それぞれのコースターの裏面には、建設業に関連するゲームや謎解きが書かれており、飲食中の会話を盛り上げ、興味を引く工夫がされています。
診断スナック「ときめき足場工事」
このコースターに描かれているQRコードをスキャンすると、簡単な質問に8問答えることで、自分に合った建設業の職種を診断できます。職種にはとび、設計士、建築士、左官業などが含まれています。これにより、飲食を楽しみながら自分の職業適性を知ることができます。
ゲームスナック「恋の重機ラブオペレーション」
このコースターでは、参加者が裏面を上にして回すルーレットのような仕掛けが設けられています。赤い矢印が指定された場合は「現場監督」に選ばれ、黒い矢印の人に質問をすることができます。ただし、質問をされた黒い矢印対象者は、その場からの逃げ道として一杯飲み物を飲むことも可能です。このゲームを通じて、お酒を楽しみながら建設業への理解を深めることが期待されています。
謎解きスナック「杭打ちラプソディ」
このコースターに書かれている漢字の暗号を解くことで、特定の建設業種を示す内容になっています。飲み会の雰囲気の中で参加者同士で暗号を解読し合うことで、より一層会話が盛り上がることが狙いです。
配布方法
「チカラコブスター」は、3月25日のセミナー参加者に配布されるほか、青森県料理飲食業生活衛生同業組合に所属するスナックにて、希望者には追加で配布される予定です。コースターはなくなり次第終了となりますので、興味のある方は早めに動いた方が良いでしょう。
この取り組みは、青森県の建設業の認知度を高め、若者の興味を引くことで、持続可能な業界の発展に寄与することを目指しています。スナックという身近な場所から建設業への理解を深めることができれば、地域産業全体の活性化にもつながるでしょう。