EVバスとAIの実証実験
2026-03-05 10:13:11

マクニカと千曲バスがEVバスでのAI実証実験を開始

マクニカと千曲バスがEVバスでのAI実証実験を開始



株式会社マクニカは、長野県の千曲バス株式会社が新たに導入するEVバスを用いて、AI技術を活用したドライバーモニタリングシステム「Smart Eye AIS」の実証実験を始めることを発表しました。これは、運転者の健康や注意力をリアルタイムで把握し、地域公共交通の安全性向上を図ることを目的とした取り組みです。

社会課題と実証実験の背景


近年、日本のバス業界では運転手の不足や高齢化が問題視されています。特に路線バスは、長時間の運転や単独運転が一般的で、ドライバー自身が疲労や注意力の低下を自覚しにくい状況です。こうした中、運転中の状態を客観的に把握することが求められています。上田市でも地域の公共交通機関の安全性を高めるための施策が重要視されており、千曲バスはAI技術を導入し、より安全な公共交通サービスの実現を目指しています。

「Smart Eye AIS」の特長とマクニカの役割


「Smart Eye AIS」は、ドライバーの顔の向きや視線、まばたきの状況をAIが解析し、居眠りや注意散漫、脇見運転といった危険行動を瞬時に検知します。車内に設置されるこのシステムは、運転操作に影響を及ぼさずにドライバーの状態をモニタリングする点が大きな特徴です。マクニカは公共交通や商用車向けに、AIを活用した監視技術を提供してきた実績があり、特に「Smart Eye AIS」はその高い精度と信頼性から評価されています。

実証実験の内容と期待される効果


実証実験の目的は、EVバスの運行における「Smart Eye AIS」の有効性を検証することにあります。具体的には、ドライバーの眠気や注意散漫、脇見などの状態を検知し、危険な兆候が確認された際にはリアルタイムでアラートを通知します。これにより事故のリスクを未然に防ぎ、データに基づく安全教育の体制を強化することが期待されています。

今後の展望


マクニカはAI技術を用いた安全支援システムのさらなる研究開発を続け、地域公共交通の安全性向上に貢献していく方針です。そして、2026年3月6日には地域住民に向けたEVバスの出発式が予定されており、次世代の公共交通への取り組みが広く紹介される機会となります。

まとめ


マクニカと千曲バスの協力によるAI技術の導入は、地域公共交通の安全性向上を図る重要なステップとなります。今後も技術の進化を受け、より安全で安心な公共交通の実現が期待されることでしょう。

会社情報

会社名
株式会社マクニカ
住所
電話番号

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