演劇の未来を切り開く少女演劇「きんぎょバチ」最終公演
2023年12月21日、東京都下北沢のFlowers Loftにて、少女演劇公演「きんぎょバチ」の最終公演が行われました。この公演は声優・宍戸留美氏がプロデュースし、Voice Planet(ボイスプラネット)の参加者たちが出演した特別なステージでした。
Voice Planetの参加者が華を添える
Voice Planetは、声を活かした活動を支援するプロジェクトです。今回、厳しいオーディションを経て選ばれた2名が、この重要な公演に参加し「きんぎょバチ」の制作に貢献しました。前回の公演では男性のみの募集でしたが、今回は女性を対象に行われ、多くの応募がありました。その中から、宍戸氏の選考を経て、音川藤花さんと竹中えりさんが選ばれ、ステージ上で活躍することになりました。
彼女たちは、初めての舞台出演に緊張しながらも、全力で取り組みました。音川さんは「合格を聞いたときは驚きましたが、役柄やストーリーについてワクワクしました」と語り、竹中さんは「選ばれたからには、しっかりと役割を果たしたい」という気持ちが大きかったと述べています。
楽しい演技の体験と成長
二人はプロの指導の下、演技の楽しさを再発見したとのこと。音川さんは「今回の出演を通じて、演じることの楽しみを改めて実感できました。間の取り方や、他の演者との息の合わせ方など、全てが貴重な経験です」と熱く語ります。また、竹中さんも「プロの方々による丁寧な指導で、本番に臨むことができました。この経験を今後の活動に活かしたいです」と、その成長を感じていました。
宍戸留美氏の高評価
公演の終了後、宍戸氏は彼女たちに向けて「お二人とも声にお人柄が出ていて、配役にぴったりでした。イベントにとても華を添えてくれました。またご一緒したいです」とコメントを送りました。
このように、二人は自身の才能を再確認し、晴れやかな気持ちで最終公演に挑むことができました。
きんぎょバチのストーリー
「きんぎょバチ」は、何度も再演されてきた人気のある演劇作品です。今回は最終公演ということもあり、多くのファンが集まりました。出演者たちは、それぞれの役に命を吹き込むため、細かな演技に心を砕きました。公演の幕が上がると、会場は彼女たちの演技に釘付けに。観客からは温かい拍手が送られました。
この最終公演を成功させた出演者たちや、制作に関わった全ての人々の努力が、観客に伝わる素晴らしい舞台となりました。
Voice Planetの今後の展望
Voice Planetは、「声を活かした活動」のためのコミュニティとして、参加者がさまざまな活動を行える環境を提供しています。演劇だけでなく、ナレーションやVtuber、ファシリテーターなど、多岐にわたる活動が可能です。
アフターサポートも充実しており、活動を続けたい人たちに向けたワークショップやイベントが定期的に行われています。これにより、参加者は成長を続けることができます。声を活かした新たな可能性を感じることができ、今後の展開が楽しみです。