新紙幣発行とキャッシュレス
2024-06-28 16:38:57

新紙幣発行で変わる?現金 vs キャッシュレス、国民の意識調査

2024年7月3日から始まる新紙幣の発行を前に、家計簿サービス「Zaim」とチラシ・買い物情報サービス「トクバイ」が共同で、ユーザー9,390人を対象に意識調査を実施しました。

調査結果によると、新紙幣の発行について9割以上の人が認知している一方、自動販売機やATMでの利用に対する不安や、旧札への愛着など、現金への思い入れも根強いことがわかりました。

特に、新紙幣のデザイン変更について、半数以上の人が「自動販売機やATMなどで正しく使えるか心配」と回答。4割以上の人が「慣れ親しんだデザインが変わるのは寂しい」と、現行の紙幣への愛着を感じていることが明らかになりました。

一方、キャッシュレス決済の利用状況は、週に1回以上利用する人が8割を超え、毎日利用する人が5割以上にのぼるなど、日常的に浸透していることがうかがえます。

新紙幣発行後も、8割以上の人がキャッシュレス決済と比較して「現金の使用頻度は変わらない」と回答しました。これは、キャッシュレス決済が普及している一方で、現金決済が必要な場面も依然として存在するため、両方の決済方法を使い分けている現状を表しています。

現金決済について、最も多かった回答は「現金を持ち歩く手間がある」で、次いで「支払いに時間や手間がかかる」という意見が多くみられました。一方、キャッシュレス決済では「支払いが便利で迅速」が最多となり、次いで「ポイントやキャッシュバックが得られる」という回答が多く、利便性や経済的なメリットが評価されていることがわかります。

今回の調査結果から、人々の生活の中で現金とキャッシュレス決済が共存し、それぞれに利便性や課題を感じていることが明らかになりました。今後、新紙幣の発行によって、人々の決済に対する意識や行動にどのような変化が起きるのか注目されます。


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