あぐラボの挑戦
2025-08-20 14:28:18

廃棄漁具を活かすために出資したあぐラボの新たな挑戦

あぐラボが新たに出資したamu株式会社の未来



JAグループ全国組織の一員である一般社団法人 AgVenture Lab(以下、あぐラボ)が、宮城県のスタートアップであるamu株式会社に出資することを発表しました。あぐラボは、スタートアップとの共創を目的に設立された組織であり、その代表理事を務めるのは荻野浩輝氏です。

出資の背景



amu株式会社は、「いらないものはない世界をつくる」というビジョンを掲げ、廃棄漁具を新たな製品に再生する企業です。日本の海洋環境において、年間800万トンに達する海洋プラスチックごみの中で、漁具の廃棄が約40%を占めているという事実は、深刻な環境問題として捉えられています。

海洋プラスチックごみの増加は、漁業現場における廃棄物処理の課題を浮き彫りにし、この問題に立ち向かうための解決策を見出すことが求められています。あぐラボは、持続可能な漁業や地域経済の実現に向けて、amuの取り組みに大きな可能性を感じ、この度の出資に至りました。

AgVenture Labの役割



あぐラボは、JAアクセラレータープログラムの第6期でamuを選定し、伴走支援を行う中で、彼らの事業に対して新たな出資を行うことを決定しました。このプログラムは、スタートアップに対して技術支援やビジネスモデルの検討を行い、彼らの成長をサポートするものです。

出資プログラムである「AgVenture Lab Incubation Fund Program」を通じて、aaが行う様々な実施計画が、今後の事業立ち上げに向けたバックアップを行っていく予定です。

amu株式会社の詳細



amuの本社は宮城県気仙沼市にあり、代表の加藤広大氏が率いています。会社設立は2023年5月で、業務内容は廃棄漁具の回収とプロダクトの開発・販売を行っています。彼らの取り組みは、環境への配慮を背景にした新たな事業モデルの構築を目指しており、持続可能性を重視する企業として注目を集めています。

詳細情報は、amuの公式ウェブサイト(こちら)から確認できます。

まとめ



あぐラボの出資を受けたamuの今後に期待が寄せられています。環境への取り組みを進めながら、地域経済にも貢献する彼らの活動が、他のスタートアップの手本となることでしょう。あぐラボは今後も、農業や地域の課題解消に向けた新たなビジネスモデルを追求し続けます。持続可能な未来を志向する両者のコラボレーションが、さらなる価値創造につながることを願っています。


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会社情報

会社名
一般社団法人AgVenture Lab
住所
東京都千代田区大手町1‐6‐1大手町ビルヂング9階
電話番号

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