恐怖と美しさの共演!「昔の芸術を〈少女漫画風に〉つぶやくよ」
株式会社KADOKAWAが10月30日(水)に発売する新作アンソロジー漫画「昔の芸術を〈少女漫画風に〉つぶやくよ」。この作品は、古今東西の絵画や昔話の裏に潜む血や復讐、そして死をテーマにしたグロテスクな物語を描いています。原案を手がけたのは、SNSでの投稿が人気の「昔の芸術をつぶやくよ」。
驚愕の内容
本作に収められている物語は、恐ろしい一連の出来事を描いています。例えば、「恋人の心臓の血をすする女の子の話」や「怒りを買って睾丸をえぐりだされた男の話」、さらには「人肉シチューの話」といった内容が含まれ、実在の事件に基づいた物語も存在します。特に、絵画「ギスムンダ」において、一見美しく思える女性が実は恋人の心臓を握っているという衝撃的なシチュエーションが描かれています。
グロテスクでありながら、漫画化された作品は個性的な5人の漫画家によってそれぞれの画風で表現されています。少女漫画風やギャルマンガ風、さらにはコミックエッセイ風の多様なスタイルが融合したこの作品は、恐怖や不気味さを違った角度から楽しめる内容となっています。読者の感情を揺さぶることは間違いありません。
特徴的なアプローチ
原案を手掛けるヤスダコーシキは、SNSにて21万人以上のフォロワーを抱える人気アカウント「昔の芸術をつぶやくよ」で、古今東西のアートに関連した豆知識を発信しています。本作では彼の独特の視点が取り入れられ、恐ろしい物語をあたかも楽しいかのような語り口で表現され、非常にアンバランスな印象を与えます。
興味を引くタイトルの一つ、「ティアボルトとドラリス」においては、妻を亡くした領主が指輪のぴったり合う再婚相手を探して、最終的に娘と結婚を考えるという衝撃的な展開を迎えます。2024年10月30日の発売が待たれる中、こういった物語がどのように描かれるのか、期待が高まります。
作品情報
「昔の芸術を〈少女漫画風に〉つぶやくよ」は、160ページで税込み1430円での販売となり、KADOKAWAが発行しています。購入は
Amazonや
楽天ブックスでも可能です。
美と恐怖が交錯するこの作品が、どのように我々の心を捉えるのか。一読してみる価値があることでしょう。