巨大花開花予定
2025-07-02 10:25:46

国立科学博物館 筑波実験植物園で巨大花ショクダイオオコンニャクが開花予定

世界で最も大きな花、ショクダイオオコンニャク



筑波実験植物園では、世界的に有名なショクダイオオコンニャクが7月上旬に開花する予定です。この植物は、サトイモ科の絶滅危惧種で、インドネシアのスマトラ島に自生しています。特に、ショクダイオオコンニャクはその巨大な「花」でも知られ、高さは最大で3メートル、直径は1メートルにも達します。開花時には独特の強烈な香りが漂い、見た目のユニークさから「世界で最も醜い花」とも称されています。

この開花は2023年以来2年ぶり、8回目となり、特に今回は花芽の付いたイモが通常より軽い13.1kgという異例のものです。このため、どのような成長が見られるのか、自然ファンや植物愛好者たちは興味津々です。

成長の過程に注目


ショクダイオオコンニャクの面白さはその成長過程です。観察者の目を引く変化を見せる花芽の形やサイズには毎日目が離せません。特設ホームページでも、成長の様子や開花の予想、見どころが紹介されています(筑波実験植物園 特設ホームページ)。

過去に6回開花した個体の大きな葉や、人工授粉により得られた次世代の苗も同園で見ることができます。特に、2023年5月20日に開花を迎えた2号の個体は、その後の成長にも期待がかかっています。

展示の詳細


開花の予定は、令和7年7月上旬とされています。開花した場合、その美しさは2~3日しか見ることができず、特に2日目には仏炎苞(ぶつえんほう)が閉じ始めます。展示は、筑波実験植物園の熱帯雨林温室前で行われる予定です。開花日は分かり次第、公式にお知らせが出されるでしょう。

また、開花後2日間は特別に開園時間を延長し、皆さんに観察の機会を提供します。この期間、入園は8:30から18:00まで可能です(入園は17:30まで)。

展示の中では、ショクダイオオコンニャクの解説パネルや過去の開花状況についての情報が用意されており、様々な角度からその魅力を知る機会が設けられます。加えて、人工的に合成された花の匂いを体験できるコーナーもあり、訪れる人々にも楽しんでもらえるよう工夫されています。

まとめ


巨大な花で知られるショクダイオオコンニャクが再び開花する機会がやってきます。この貴重な瞬間を見逃さないように、ぜひ足を運んでみてください。これまでの歴史や開花の過程、展示内容に関しては、国立科学博物館の公式サイトや筑波実験植物園の特設ページで確認できます。次回の開花も、植物ファンにとって大きなイベントとなることでしょう。


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京都府京都市上京区下長者町通新町西入藪之内町85番4
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