医療業界における業務効率向上を目指す音声認識ワークシェアリングサービス「AmiVoice iNote」がこのたび最新バージョン1.7.0をリリースしました。このアップデートでは、医療現場のニーズに応える新機能が数多く追加されています。まず注目すべきは、患者選択機能に新たに履歴が表示されるようになった点です。これにより、最大30名までの過去に選択した患者の履歴を確認し、必要に応じて再選択することが可能になりました。患者情報へのアクセスがスムーズになり、より快適な業務環境が期待できます。
さらに、音声メモ機能にも便利な録音時間表示が追加されました。録音中に残りの録音可能時間を確認できることで、無駄な時間を避けつつ、必要な情報を適切に記録することができます。加えて、スタンプの種類も充実し、既存の98種類に新たに12種類が追加されて、合計110種類となりました。これにより、診療記録においても多様な表現が可能になり、現場でのコミュニケーション促進に寄与します。
また、カメラ機能とバーコード読み取り機能には、手動でフォーカスを合わせる機能も搭載。これによって、正確な画像やデータの読み取りが実現され、診療における精度が向上します。管理者向けに提供される「AmiVoice iNote Keeper」では、より詳細な利用状況データを抽出できる機能が追加され、必要なデータ件数をCSVファイルとして出力することができるため、業務の改善や分析に役立ちます。
「AmiVoice iNote」はモバイル音声認識を駆使した入力支援や院内SNS機能、業務量モニタリング機能を備えたオンプレミス型サービスで、医療現場での利便性は抜群です。高い認識精度を誇る音声認識辞書を活用し、記録を迅速かつ正確に作成・保存できるため、医療サービスの質を高めるのに寄与しています。これらの機能によって、タイムリーな情報収集や業務の見える化が実現し、医療サービスの向上に大きく貢献することが期待されています。
詳細な製品情報は公式サイトを確認しており、医療業務を支える強力なツールとしての役割を果たしていることは間違いありません。今後も、「AmiVoice iNote」は医療現場でのさらなる活用が進んでいくことでしょう。医療業界において、これらの機能がもたらす恩恵を一早く享受するために、積極的な導入を検討する価値は十分にあります。