アート体験で広がる環境教育の輪
2025年1月29日、auフィナンシャルサービスは、自然環境の保全を目的としたプロジェクト「Support for Mori-Umi」を通じて、気仙沼市教育委員会に「舞根地区 魚ハンドブック」を寄贈しました。このハンドブックは、地域の子どもたちが描いた魚のイラストを採用し、舞根地区に生息する魚たちを紹介したものです。
プロジェクトの背景
このプロジェクトは、2024年6月24日から9月23日まで「森ビル デジタルアート ミュージアム:エプソン チームラボボーダレス」で開催されました。来場者が描いた魚の絵がアート作品の一部となり、プロジェクト期間中には109,663枚の魚が描かれ、NPO法人「森は海の恋人」への寄付金も集まりました。
このお金を使って制作された「舞根地区 魚ハンドブック」は、地域の自然環境の理解を深めるための教育資源として活用される予定です。今後は、講演会や体験学習に参加する人々にも配布され、自然環境保全が促進されます。
寄贈式の様子
寄贈式では、気仙沼市教育長の小山淳氏が寄贈に感謝し、地域の自然環境を理解するための貴重な資源となることを期待しました。また、NPO法人「森は海の恋人」の副理事長、畠山信氏もこのアート体験プロジェクトの斬新さとその成果を称賛しました。「舞根地区魚図鑑は新たな教育ツールであり、環境教育プログラムの開発にもつながる」と語りました。
auフィナンシャルサービスの長野敦史社長は、設立10周年を迎えた年にこの意義深いプロジェクトを実施できたことに喜びを表し、子どもたちが生き物に興味を持つきっかけになることを願っていました。
環境教育の重要性
「舞根地区 魚ハンドブック」は、未来を担う子どもたちに対して自然環境の保全や理解を促進するための重要なツールです。プロジェクトを通じて育まれる意識が地域の自然を守る力となり、持続可能な未来につながります。
今後もauフィナンシャルサービスは、決済や金融サービスの提供を通じて地域社会との連携を強化し、様々なプロジェクトを展開していく方針です。参加者がアートを通じて持続可能な未来を考える機会が広がることで、地域の環境保全に貢献できることが期待されます。
まとめ
このように、アート体験を通じた環境教育は、地域社会と子どもたちを結びつける大切な取り組みです。寄贈された「舞根地区 魚ハンドブック」が、今後の教育活動にどのように活用されていくのか、地域の皆さんの努力によって、より持続可能な未来が実現していくことでしょう。