川口市スケッター
2024-07-31 23:09:20

川口市の介護ボランティア「スケッター」は市民の心を掴んだ

川口市の介護ボランティア「スケッター」は市民の心を掴んだ



埼玉県川口市で運営されている介護・福祉領域に特化した有償ボランティアのマッチングプラットフォーム「スケッター」が、開始からわずか1ヶ月で窓口となる140件以上の応募を受け付けるなど注目を集めています。このプラットフォームは、地域住民の力を結集し、高齢者の社会参加を促進することを目的としており、介護事業所の人手不足の解消に寄与する役割を果たしています。

スケッターの取り組みと成果



2023年7月から始まった「スケッター」の周知活動は、川口駅前などを舞台に、市民へ介護に関するボランティア活動を積極的に呼びかけています。このキャンペーンの効果は現れ、市民の参加が加速。登録者数は180名を超え、全てのトライアル施設でマッチングが成立したという実績があります。

このプラットフォームの特徴は、未経験者や資格を持たない人でも参加できる点です。登録者の約5700人のうち、実に7割近くが介護の経験がない異業種の人々で構成されています。これにより、福祉を支える新たな関係構築が進んでいるのです。

地域との協力と展望



スケッターを運営する株式会社プラスロボは、川口市と2024年3月に協定を締結しています。この協定に基づき、地域資源の掘り起こしや市内介護事業所へのスケッターの導入が進められ、高齢者の孤独や孤立を解消することを目的としています。

さらに、スケッターの取り組みは川口市内だけでなく、東京都中野区や品川区、神奈川県川崎市など他の自治体とも連携が進んでおり、地域間での協力が拡大しています。これにより、多様な地域の人々がボランティア活動に参加することが期待されています。

潜在的な関心層を惹きつける魅力



スケッターは、学生から10代、30代の若者、さらには60〜70代のシニア層まで、幅広い世代に支持されています。「興味はあるが、どのように関わるか分からなかった」という人たちにとって、スケッターはまさにそのきっかけとなる場所です。この新しいプラットフォームが、地域社会における福祉の担い手を増やしていくことでしょう。

まとめ



川口市の「スケッター」は、地域住民が互いに助け合い、また高齢者の社会参加を促進する新たな試みとして注目を浴びています。今後の活動がさらに広がり、多くの人々の生活を支える力となることが期待されています。地域の福祉を支える「スケッター」の詳細は、こちらから確認できます。


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会社情報

会社名
株式会社プラスロボ
住所
東京都港区西麻布4-11-2日神パレステージ西麻布406
電話番号
050-5241-8694

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