キッズフェスタ東京2026での新たな試み
2026年4月18日と19日に開催予定の「キッズフェスタ東京2026」では、重症心身障がい児とその家族をサポートする「福祉機器展コンシェルジュ」が再び行われます。この取り組みは、特定非営利活動法人EPOが運営し、理学療法士や作業療法士といった専門職が現場に同行し、必要に応じた福祉機器の選定や回り方を支援します。これにより、参加者は自分のニーズに合った情報を効率的に得ることが可能になります。
事前相談の導入
今年から新たに、展示会の前に「事前相談会」を追加し、参加者は自分の希望や生活環境に基づいて、内容をあらかじめ整理することができます。この事前相談は4月12日に行い、その結果を基に、展示会で確認すべき製品やブースをリストアップしておくことで、よりスムーズに展示会を回ることができます。これにより、参加者は「その場で迷う」のではなく、「目的を持って確認・比較する」環境が整ります。
福祉機器展の価値
福祉機器展は、多くの製品に触れることができる一大イベントですが、広大な場所や多くの人、溢れる情報の中で、重症心身障がい児とその家族が十分に情報を得るのは難しいのが現実です。訪れた家族からは、「どの機器が適しているのか分からない」といった不安の声もあがっており、しばしば展示会の価値が半減してしまっているケースが見られます。
COCOLONの専門職は、家族とともに会場を回り、見つけるべき製品やブースを整理・提案し、必要な情報に効率的にアクセスできるようにサポートします。多くの品々が並ぶ中で、家族が直面する決断の質を向上させる手助けを行います。
過去の参加者の反応
昨年からこのサービスを導入した結果、12組の家族が参加し、「安心して回れた」「具体的なイメージができた」といったポジティブな声が寄せられています。すでにリピーター参加の申し込みもあり、参加者からの信頼が高まっています。具体的な体験に基づいたアドバイスを得られることで、時間が限られた中でも有意義に過ごせるようになっています。
実施概要
「福祉機器展コンシェルジュ」の実施日は2026年4月18日と19日。定員は各時間に2組まで、1日最大10組の申し込みが可能です。会場は有明GYM-EXで、利用料は会員は無料、一般の方は500円となっています。
さらに、事前相談会は4月12日に、対面またはオンラインで行われ、これも事前に申し込みが必要です。こちらの料金は、会員が1000円、一般は2000円ですが、キッズフェスタでおともプランを利用する場合、無料で相談を受けることができます。
COCOLONの役割
COCOLONは、重症心身障がい児とその家族、支援者がつながり、情報を共有するコミュニティです。日本全国で36回のイベントを開催し、延べ1054名が参加している実績を持ち、第19回キッズデザイン賞でも奨励賞を受賞しています。重症心身障がい児とその家族に寄り添い、安心して過ごせる環境を整えることを使命としています。
この取り組みによって、重症心身障がい児とその家族がより良い福祉機器を見つけ、生活の質を向上させることが期待されています。