四季折々の花を楽しむ新しい手引き
この春、散歩をより楽しいものにするための新刊が登場します。それが、世界文化社から3月20日に発売される『街で見かける 花手帖』です。この書籍は、ガーデニングエディターの高梨さゆみさんによって厳選された212種類の身近な草花や花木を紹介しています。早春から冬まで、各季節に応じて分類された花々が、美しい写真とともに展示されており、名前や花言葉、学名、分類、タイプ、開花時期なども詳しく解説されています。
花のある生活の楽しさ
この本を手に取ると、街中で目にする花や木々に対する興味がさらに深まることでしょう。特に印象的なのは、4月頃まで咲くスイセンの豊富さです。実は、スイセンには2万種以上の園芸品種が存在し、その中には「雫(しずく)スイセン」のように愛らしい姿を持つ品種もあります。さらに、定番の「ミニスイセン」や特徴的なラッパの形状を持つ「ラッパスイセン」など、多様な種類を楽しむことができます。本書では、それぞれの花についての豆知識やエピソードも収録されており、ページをめくるごとに新たな発見があることでしょう。
撮影テクニックや観光情報も満載
コラムセクションでは、国内外のフラワーガーデンを訪れるガーデンカメラマンによる「花の写真の上手な撮り方」や、全国各地のフラワーガーデンと花の名所に関する情報が満載です。これにより、日々の「花ライフ」をさらに充実させる内容となっており、スマートフォンやカメラを持って花散歩に出かけたくなるはずです。
教養としての花の魅力
美しい花を愛でる心や四季の移り変わりを感じることは、人生を豊かにする大切なエッセンスです。花の美しさは年齢や性別を超えて共感できるものであり、季節の花の名前や特徴を知ることで、自然と会話のセンスや知性が磨かれます。そして、何気ない日常の中で、その知識が活きてくることでしょう。
イラストによる癒しのある視覚体験
また、本書には、人気イラストレーターであり絵本作家としても知られるももろさんが手がけたロマンティックなイラストがふんだんに使用されています。彼女自身もガーデニングが大好きで、その花への深い愛情がイラストにも表れています。
著者について
著者の高梨さゆみさんは、ガーデニングエディターとしてさまざまなメディアで家庭でも楽しめるガーデニングの魅力を伝えています。日本やイギリスの庭を訪ね歩き、花苗や切り花の生産現場を取材するなど、植物に対する深い知見を持っています。
書籍情報
『街で見かける 花手帖』は、224ページで1,980円(税込)というお手頃な価格で提供されます。春の散歩のお供に、あるいは友人へのギフトとしてもぴったりな一冊です。花と触れ合う時間をもっと豊かにしてくれることでしょう。
詳細はこちら
購入はAmazonから