日本初、女子中高生のためのSTEM体験ツアー
株式会社ロッテは、公益財団法人山田進太郎D&I財団が主催する「Girls Meet STEM」に参加し、理系分野に興味を持つ中高生女子向けのツアーを開催しました。このプログラムは、STEM(科学・技術・工学・数学)を学ぶことを目的とし、女性のキャリア形成を支援するもので、2026年8月27日に埼玉県さいたま市にあるロッテ中央研究所にて実施されました。
理系進路の可能性を広げる
「Girls Meet STEM」は、女子生徒が企業や大学を訪れ、女性研究者や社員との対話を通じて、将来の進路選択に役立てるツアーです。ロッテは2025年からこの取り組みに参画し、理系分野における女性の参画を促進することを目的としています。このプログラムは、政府が掲げる「女性版骨太の方針」でも強く支持されており、企業活動を通じて社会課題解決にも力を入れています。
中高生女子の参加者に与えた影響
この日のツアーでは、35名の中高生女子が参加し、チョコレートやアイスクリームの製造過程を直接体験しました。ロッテの研究所での体験では、香りの分析やアイスクリーム開発のプロセスに関する座談会が行われ、「普段食べているアイスの裏側が知れて面白かった」や「理系は苦手でも、お菓子に興味があって参加したことで視野が広がりました」といった感想が寄せられました。
体験内容の詳細
1. 基礎研究
ツアーでは、香りが味わいに与える影響を科学的に実証する「香り」に関しても学びました。香りの種類を理解しながら、ガーナミルクチョコレートの試食を通じて、香り体験と実際の分析結果を比較する特別なプログラムも実施されました。
2. 開発研究
おいしいアイスクリームを作るプロセスも紹介され、参加者は研究室でのアイスミックスの状態と完成品を比べる体験をしました。アイスクリームの形状や味わいに合わせたレシピ作りの工夫についても学びました。
3. 感性研究
感性研究セッションでは、おいしさを可視化する技術や「官能評価」の実践方法が解説され、実際に「クーリッシュ」のスタンダード品質と夏品質を食べ比べる体験をしました。微細氷を活用した季節の味わいを実現する技術にも触れられました。
4. 座談会
座談会では、ロッテ中央研究所の女性社員が中高生からの質問に答える形式で行われました。「食品研究職になるための勉強法」や「ロッテに入社した理由」、「仕事のやりがいや難しさ」、「理系・文系選択の決め手」など、実体験を共有しながら活発な意見交換がなされました。
担当者からのメッセージ
ロッテ中央研究所の是永春奈さんは、このツアーが中高生女子にとって楽しみながら職業の多様性を知る機会になったと語ります。「お菓子やアイスの研究開発という仕事がこんなにも面白いものだと感じてもらえたと思います」とのコメントを寄せました。
ロッテの取り組みとDEI
ロッテは、持続可能な社会を実現するため、DEI(Diversity, Equity & Inclusion)に力を入れています。また、2023年には国連の「女性のエンパワーメント原則」に署名し、女性の活躍推進に取り組んでいます。次世代を担う女性たちへキャリア支援を行うことで、多様性のある社会の実現に貢献していきます。
最後に
「Girls Meet STEM」は、女子中高生がSTEMに関心を持ち、自身の未来を描くきっかけとなるプログラムです。このような取り組みを通じて、多くの女子生徒が理系分野への進出を目指すことが期待されています。このプログラムについての詳細詳細は、公式ウェブサイト[
こちら](https://gms.shinfdn.org/)で確認できます。