バルーンの魔術師が描く未来！エアロテックの挑戦とは

東京都足立区に本社を構える株式会社エアロテックは、バルーン技術を駆使した独自の製品を開発し続ける会社です。1995年の創業以来、様々なイベントやテーマパークでの舞台装置にバルーンを応用し、多くの支持を集めています。大曽根康弘社長は、地域貢献を目指し、交流を深めながら新たな製品開発にも取り組んでいます。

大曽根社長の挑戦

大曽根社長がバルーンの世界に入ったきっかけは、大学卒業後に勤務していた販促会社での経験です。イベントの一環で行ったバルーンリリースがきっかけとなり、彼はバルーンの魅力を広く伝えるための道を歩み始めました。特に彼が注目されたのは、その技術力。風船の見せ方を工夫し、より美しい演出を追求しました。この経験を経て、彼は販促会社を辞め、1995年にエアロテックを設立しました。

バルーンの進化

エアロテックは、バルーンの可能性を広げるため、国内外の技術を研究しながら進化し続けています。特にアメリカの最新技術を取り入れ、さまざまな形状や色のバルーン製品を開発。今日ではアイドルや有名ミュージシャンのコンサートに欠かせない存在となり、その演出は多くの感動を生み出しています。バルーンはもはや演出用のアクセサリーにとどまらず、観客の安全を常に考慮した機構として活躍しています。

社会貢献と地域密着の姿勢

エアロテックは、災害時に役立つエアーテントや救命ボートの開発を進め、実際に警察署から感謝状を受け取るなど、優れた社会貢献にも力を入れています。また、伝統文化への貢献も忘れず、日枝神社や神田明神などでのバルーン製品の活用により、地域の歴史や伝統も支えています。

地域と共に成長するエアロテック

足立ブランドにも参加し、地域内の技術者や企業との連携を図る大曽根社長。「足立区には多くの素晴らしい技術を持つ会社があり、共同で新製品を開発することを期待しています」と語ります。今後は地域の力を借りながら、さらなる発展を目指していきたいとのこと。エアロテックが描く未来には、無限の可能性が広がっています。