Aokumo株式会社が新たに公開した「アオナビ診断」
クラウドネイティブ支援サービスを展開するAokumo株式会社が、このたび新しい診断ツール「アオナビ診断」をオープンソースとして公開しました。これは、企業やエンジニアが自身のクラウドネイティブへの取り組みを無料で診断し、評価を受けることができる環境を提供するものです。オープンソースによって多くの組織が同じ基準でクラウドネイティブの成熟度を測ることができ、さらなる改善に向けた成果が期待されます。
アオナビ診断の概要
アオナビ診断は、クラウドネイティブの成熟度を数値化し、現状の課題を「見える化」するオンライン診断ツールです。具体的には、組織のクラウド利用状況やアーキテクチャ、運用プロセス、人材・スキルなどに関する質問に回答する形式で、結果をPDFとしてエクスポート可能なレポートとしてまとめます。この仕組みにより、どの部分から手をつけるべきか明確に示され、企業は具体的な改善策を考える手助けを得られます。
さらに、実装ロードマップの提示により、具体的な計画立案が容易になるのも大きな特徴です。
オープンソース化の背景
クラウドネイティブやモダナイゼーションへの関心が高まる中で、多くの企業が「自社の現状が把握できない」「何から始めればよいか分からない」といった課題を抱えています。Aokumoは、こうした課題を解決するために、特定のベンダーや企業規模に限定されない共通の指標を提供することで、業界全体の底上げを図ろうと考えました。その結果、アオナビ診断のオープンソース化に至ったのです。
オープンソース化による利点
この診断ツールのオープンソース化により、以下のようなメリットが得られます。
- - カスタマイズ性: 自社のニーズに合わせて設問や評価ロジックを調整可能です。
- - 継続的な評価: 定期的に診断を受けることで、改善の進捗を追跡できます。
- - コミュニティ参加: 設問やフレームワークの改善に対する提案ができます。
- - ソリューション統合: 自社の専門知識やコンサルティングと組み合わせた使用が可能です。
代表者のコメント
Aokumoの代表取締役社長であるハイレジユネス氏は、「多くの企業との関わりの中で、クラウド移行における本当の課題は技術選定だけではなく、自社の現在地と目指すべきゴールの曖昧さだと痛感しています。最近では生成AIへの期待が高まっているものの、その実施が基盤となるクラウド環境や運用体制が整わない状況で続いているため、十分な効果が得られていないケースが多々見受けられます。」と述べています。
同氏は「アオナビ診断」をオープンソース化した理由について、「特定のベンダーに依存しない共通の物差しを提供することで、日本を含む世界中の企業がモダナイゼーションを加速させる手助けをしたい」と話しています。
今後は、得られた成熟度データをもとに、より実践的な改善支援や意思決定支援へつなげていく方針です。2025年に開催される予定のOpen Source Summit Japanでは、クラウドネイティブ運用を支援するAIエージェントのデモ展示を行う予定も掲げています。コミュニティとの協力を通じて、現場のリアルな課題に即した、より効果的で精度の高い診断ツールへと進化させていく考えです。
アオナビ診断 概要
- - 名称: クラウドネイティブ成熟度診断ツール「アオナビ診断」
- - URL: アオナビ診断
- - 公開形式: オープンソース
- - 主な機能:
- クラウドネイティブ成熟度のセルフアセスメント
- 評価レポート表示
- 設問・評価軸のカスタマイズ
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社名: Aokumo株式会社
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代表者名: 代表取締役社長ハイレジユネス
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事業内容: AIの内製化支援、クラウドネイティブ技術の提供
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URL:
Aokumo公式サイト
この新しいツールは、クラウドネイティブを志向するすべての企業にとって価値ある資源となることでしょう。自社の現状を把握し、次のステップへ進むための第一歩として「アオナビ診断」をぜひご活用ください。