鳥の美しさを感じる特別展示「とりマニア」
2026年、逸翁美術館では特別展「とりマニア」が開催されます。この展示会では、鳥をテーマにした多彩な美術作品が紹介され、多くの人々が感動に満ちた時間を過ごすことができるでしょう。この特別な機会を逃さず、ぜひ訪れてみてください。
逸翁美術館の魅力とは
逸翁美術館は阪急文化財団が運営しており、1957年に開館しました。創業者小林一三の雅号「逸翁」を冠しており、彼が収集した美術工芸品や歌舞伎資料など、数多くの文化財が所蔵されています。これまでに何度も企画展が行われているこの美術館ですが、鳥にちなんだ特別展が開催されるのは、特に注目に値するイベントとなるでしょう。
「とりマニア」の見どころ
古来より鳥は美しい姿を持つ対象とされ、花鳥画など多くの作品に取り上げられてきました。特に、鳥の姿は長寿や繁栄を象徴する存在です。小林一三自身が唱えた「鶏鳴暁を破って七返る初日出哉」という句からも、彼にとって鳥は特別な意味を持っていたことがわかります。
本展では、彼が収集した鳥にまつわる貴重な作品が展示され、普段は見ることのできないものもあるとのことです。ぜひ、展示室内での「バードウォッチング」を楽しんでみてはいかがでしょうか。
講演会と茶室体験
さらに「とりマニア」展では、関連イベントも開催されます。一つは、漫画家の鳶田ハジメ氏による講演会「とりに誘われて─めくるめく野鳥の世界」です。彼は「まいにち鳥びより」というエッセイを連載しており、野鳥に関する豊富な知識を持っています。
講演会は2026年3月7日に開催され、定員は100名(先着順)で、入場には展覧会の観覧券が必要です。興味のある方はぜひ事前に申し込みを行ってください。
また、美術館内に再現された茶室「即心庵」では、毎週日曜日に呈茶が行われます。ここでは、表千家同門会の先生方がお茶を淹れておもてなしをしてくれます。伝統と現代が融合した心地よい空間で、和菓子とともにリラックスしたひとときを過ごすことができるでしょう。
展示詳細
展示会の詳細は以下の通りです。
- - 開催期間: 2026年1月24日(土)~3月29日(日)
- - 休館日: 毎週月曜日(祝日の場合は翌平日)
- - 開館時間: 10:00~17:00(入館は16:30まで)
- - 会場: 逸翁美術館(大阪府池田市栄本町12-27)
- - 観覧料: 一般700円、学生500円、中学生以下無料です。
ぜひ、この機会に「とりマニア」を訪れ、鳥の美の世界を堪能してください。美術館の詳細については、阪急文化財団の公式サイトをチェックしてください。皆様のお越しをお待ちしております。