外科医を支える
2025-10-09 11:05:51

ウクライナ外科医の負担を軽減するアシストスーツ提供活動

ウクライナ外科医を支援するアシストスーツの提供



アルケリス株式会社(神奈川県横浜市)は、特定非営利活動法人ウクライナ横浜基金を通じて、ウクライナの外科医にアシストスーツ「アルケリスFX」を提供しました。この取り組みは、ロシアによるウクライナ侵攻以降、医療現場での負担が増大した外科医をサポートすることを目的としています。

背景


2022年2月、ロシアの侵攻による混乱が続く中、ウクライナでは多くの人々が負傷し、医療の必要性が急増しています。このため、外科手術の件数も異常なほどに増加しており、外科医たちは過酷な状況で働くことを余儀なくされています。医療従事者の負担を軽減する必要があると考えられ、アシストスーツ「アルケリスFX」の導入が決定されました。

すでに、ドニプロ軍事病院の外科医たちはアシストスーツの使用を開始しており、彼らからは高い評価が寄せられています。

支援の内容


特定非営利活動法人ウクライナ横浜基金の代表レオニード・シャポワロフ氏は、「本プロジェクトに関与してくださった皆様に感謝します。アルケリスを使用することで、多くの外科医の手術時の負担が軽減されています」とコメントしています。これは、すべての関係者が連携し、支援を行った結果です。

一方、アルケリスのCEOである佐保勝彦氏は、「私たちの技術によって、外科医が患者のために尽力できる環境を整えられることが誇りです。今後も、立ち仕事の負担を軽減するという使命に基づき、国境を越えた活動を行っていきたい」と強い意欲を示しました。

アシストスーツの詳細


アシストスーツ「アルケリスFX」は、長時間立ち続けることで生じる足腰への負担を軽減するために設計されています。以下の特長があります。

  • - 歩行可能: 装着した状態で自由に歩き回ることができ、手術などの作業に支障をきたさない。
  • - バッテリー不要: メカニカルな構造を採用しており、充電の手間やバッテリー切れを心配する必要がありません。
  • - 調整が簡単: 様々な体型の方に対応できるよう、簡単に調整が可能です。

また、アルケリスFXはすでに日本国内だけでなく、アメリカやドイツ、スペイン、オーストラリアなど、世界15カ国以上の医療機関でも採用されています。

法人の概要


特定非営利活動法人ウクライナ横浜基金は、2025年に設立され、ウクライナの侵攻犠牲者への医療費支援や医療機器の提供に力を入れています。彼らはチャリティーコンサートなども実施し、広く支援を募っています。
事務所は神奈川県横浜市中区に位置し、連絡先は[email protected]です。

アルケリスは、立ち仕事をする人々の負担を軽減する新しいアプローチを提案し続けており、今後も国際的な支援を拡充していく意向を示しています。


画像1

画像2

会社情報

会社名
アルケリス株式会社
住所
神奈川県横浜市金沢区鳥浜町14-16
電話番号
045-370-9101

トピックス(ライフスタイル)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。