2024年10月2日、東京のヒューリックホールにて開催されたミス・ワールド2024日本大会において、岡山を代表する田玄結楽(たげん ゆら)さんが輝く準グランプリの座を射止めました。19歳の彼女は、大学生としての学びを深めながら、ミスコンテストに挑戦し、多くの支持を受けての受賞となりました。彼女は2023年6月に岡山で開催された代表選考会で選ばれ、その思いを胸に日本大会に臨みました。
この大会は、世界の3大ミスコンテストの一つであるミス・ワールドの日本代表を決定する選考会として知られています。今年は全国から32人のファイナリストが選出され、彼女たちは約2ヶ月の間、様々な前審査を経て、最終的な審査に挑みました。この中で田玄さんは、英語でのプレゼンテーションや特技審査も行い、自身の実力を存分に発揮しました。
田玄さんの特技は英歌舞及びダンスの披露です。幼少期からクラシックバレエや合唱、声楽、ミュージカルを習得しており、特に英語の楽曲をサラッと歌い上げる姿は観客を魅了しました。今回の大会では、映画「ポカホンタス」の「Color of the Wind」をはじめ、MISIAの楽曲に合わせたダンスパフォーマンスも披露し、多彩な才能を見せました。
事前の審査で選ばれた上位者による特技審査でも、田玄さんは第2位に入賞。さらに、英語ディベート部門では第4位、ウォーキング基準のトップモデル部門では第3位を獲得と、実力を立証しました。特に「Beauty With a Purpose」に基づいたプレゼンテーションでは、自身が岡山でアルバイトをする中で感じた、外国人観光客の困難についてについて発表し、異文化理解の重要性を訴えました。
彼女のプレゼンテーションのテーマは「異文化理解を推進し、誰一人取り残さない社会を築く」というもので、非常に感銘の深い取り組みでした。この姿勢から、田玄さんは将来的にも国際交流や多文化共生に寄与する活動を積極的に展開していく意欲を見せています。
このように、田玄結楽さんの次なるステップに期待が高まる中、彼女の今後の成長と活躍に目が離せません。