GodotとAugmentation Lab、ウェアラブル個別化AIで連携協定を締結
行動科学スタートアップの株式会社Godot(兵庫県神戸市、代表取締役 森山健)は、最先端のAI技術とイノベーションを牽引するAugmentation Lab(www.augmentationlab.org)と戦略的パートナーシップを締結しました。この連携は、人間の心と体の拡張を通じて、個と社会の進化を促すことを目的としています。
Augmentation Labは、米国ボストンを拠点とするハーバード大学とマサチューセッツ工科大学の研究者により設立された研究機関です。AI、ウェアラブル、エッジコンピューティングにおける豊富な人材と専門知識を有し、ハーバード大学やマサチューセッツ工科大学をはじめとする一流学術機関の研究者や技術者、オピニオンリーダーなど200名以上の卓越したネットワークを誇ります。
GodotとAugmentation Labは、先端技術を活用して重要な社会課題に取り組み、人間の可能性を高めるというビジョンを共有しています。今回の連携により、両者それぞれの専門性を結集させ、ウェアラブル個別化AI、インテリジェント・ソフトウェア開発、エッジコンピューティングにおけるイノベーションを加速させます。
連携の重点分野
今回の連携は、日常生活に滑らかに溶け込み、リアルタイムのデータ収集と個別化されたフィードバックを提供するインテリジェント・ウェアラブル端末の開発に重点を置きます。この端末は、善き行動変容を促して人々の活躍を後押しすると同時に、悪意ある行動ハイジャックから人々を守るシステムを構築することを目指しています。
さらに、AIと行動科学を活用した最先端のアプリケーションを開発し、生活者に持続的な良い習慣と意思決定を促すツールを提供します。高度なエッジコンピューティングにより、AIアプリケーションの効率性と反応性が向上し、データ処理と分析がより情報源に近いところで行われることで、さらに迅速で正確な結果を得ることが可能になります。
Godotは、今回のAugmentation Labとの連携を通して、世界最先端を走る人材や知見とつながり、技術力とグローバルでの実装を強化し、社会課題解決に向けたミッション遂行を推し進めます。
Godotについて
Godotは、ヒトの行動原理の解明と先端技術の活用を通じて、まだ解決されていないグローバルな課題に挑むため、2022年7月に設立されたスタートアップです。先端テクノロジーでヒトが認知と身体性を拡張させ、自己理解と他者共感を深めることで、地球環境や人々のウェルビーイングに関する様々な問題解決につながる可能性を探求しています。
設立当初から、国内の自治体や民間企業と並行して国際組織や海外機関との連携を進め、創業1年目でウィーンに研究開発拠点を開設するなど積極的なグローバル展開を図ってきました。年内には北米やASEANへの進出、将来的には米国での上場もめざしています。
連携による今後の展望
Godotは、Augmentation Labとの連携を通じて、人材獲得と技術的進歩において他の行動科学スタートアップよりも優位に立ち、強固な成長軌道とグローバル市場での強力な足場を確保することができます。
Godotは、イノベーターや研究者、テクノロジー愛好家、投資家に、この変革の旅への参画を呼びかけています。協働を通じてこそ、私たちは現代の最も重要な社会課題に取り組むことができ、そして、より共感的で技術的に進歩した「人間」社会への道を切り開くことができると考えています。