新たに始まった製造業界向けVRコンテンツサービス
株式会社ジョリーグッド(東京都中央区、代表取締役CEO:上路健介)は、先進的な医療教育向けVRプラットフォーム「JOLLYGOOD+(ジョリーグッドプラス)」上に、製造業向けの新しいVRコンテンツのサービスを開始しました。このサービスは、製造業特有の安全教育に特化しており、特にフォークリフトの安全運転研修や工場オペレーターの教育に利用されることを想定しています。
労働災害の深刻さを受けた新サービスの必要性
厚生労働省の発表によると、製造業は2023年における労働災害の件数で最も多く、年間27,194件に達しています。これは、前年比500件の増加であり、業界内での深刻さが伺えます。特に、機械による「はさまれ・巻き込まれ」の事故は多く、十分なリスクアセスメントと安全使用の徹底が求められています。
製造業においては、数百億円規模の経済的損失が生じることもあるため、新たな教育手法や研修方法を採用することは非常に重要です。
簡単に体験できるVR研修
ジョリーグッドの提供するVR研修は、受講者がVRゴーグルを装着するだけで簡単に体験が可能です。操作の難しさを感じることなく、大人数で同時に受講できる点が魅力です。このシステムは、工場労働者に躯体感覚での360°体験を提供し、実際の業務に近い環境を再現します。さらに、インタラクティブな採点評価システムも導入されており、研修効果を高めています。
VR研修の具体的なコンテンツ例
- - フォークリフト安全運転研修VR
- - 製造工場オペレーター向け教育VR
- - 高所安全教育VR
これらのコンテンツを通じて、製造業界における安全意識の向上を目指しています。
デジタルトランスフォーメーションへの寄与
ジョリーグッドのVRコンテンツは、研修にとどまらず、業務の効率改善や売上向上のための営業ツールとしても利用可能です。また、企業のニーズに応じたオーダーメイドコンテンツの制作や、セルフ撮影システム「JOLLYGOOD+make」を利用することで、企業自身がオリジナルのVRコンテンツを制作できるようになります。
さまざまなサポート体制
さらに、ジョリーグッドでは、VRソリューションを利用したDX補助金や公募事業の採択実績も多数あり、財政面での支援も行っています。
まとめ
今後もジョリーグッドは、多様な業界のニーズに応えるために、体験型のVRコンテンツ制作を続けていきます。また、パートナー企業の募集も行っており、協力を希望する企業には問い合わせを促しています。
最新の技術を活用したVR研修サービスは、製造業の安全性向上に寄与し、業界全体の進化を支える存在となることが期待されています。