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叡山電鉄のデザイン電車「こもれび」で開催される鞍馬小学校展

叡山電鉄株式会社は、京都精華大学と連携し、特別なプロジェクト「えいでんアート」の一環として、デザイン電車「こもれび」の車内ギャラリーで「鞍馬小学校メモリアルプロジェクト」展を開催します。この展示は、2025年3月31日をもって閉校する京都市立鞍馬小学校の姿を記録する貴重な機会です。

展示内容と作品について

展示される作品は、鞍馬小学校の在校生12名が自ら撮影した写真です。京都精華大学の写真部が児童に対し撮影のアドバイスを行い、彼らは自分たちの視点で学校の日常を切り取った写真を提供します。これにより、学校の思い出や日々の景色が美しいアートとなって、訪れる人々に新たな感動を与えることでしょう。展示の一環として、車両には「149年間ありがとう。鞍馬小学校」というメッセージを掲げたヘッドマークも取り付けて運行されます。

デザイン電車「こもれび」の魅力

デザイン電車「こもれび」は、自然や環境の大切さを伝えるために特別にデザインされた車両です。車両の外観は沿線の風景をモチーフにしていて、四季の移り変わりや自然界に息づく動物や昆虫が精緻に描かれています。叡山電鉄は、洛北の豊かな自然を後世に残すため、多くの人々にその魅力を感じてもらいたいと願っています。

内装でも独自の取り組みを行っており、中吊り広告を一切掲出せず、絵画や写真展などの文化的なイベントを開催しているのも特長です。これにより、乗客は移動中にアートに触れ合うことができ、心に残るひとときを過ごせます。

えいでんアートとは？

「えいでんアート」は、叡山電鉄と京都精華大学の間で締結された包括連携協定に基づき、2020年にスタートしたプロジェクトです。この活動は、地域の魅力をアートで表現し、市民とともに発信することを目的としています。学生たちが新たな視点から見た叡山電鉄の魅力を作品にすることで、地域の文化力の向上や教育、まちづくりにも寄与しています。

乗車について

展示は、主に出町柳駅から鞍馬駅間の運行で体験できます。運行時刻は日によって異なるため、事前に確認をお勧めします。また、車両点検やメンテナンスのため運行しない場合もありますので、その点にもご留意ください。

叡山電鉄のデザイン電車「こもれび」で、感動の展示をご覧いただき、豊かな自然について考えるきっかけとなることを願っています。新たなアートの発見に、ぜひ足を運んでみてください。

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