コロナで増えた借金
2021-02-18 14:00:07
コロナ禍の影響で借金増加、家族に隠す人々の現実とは
コロナ禍の影響で借金増加、家族に隠す人々の現実とは
新型コロナウイルスの影響により、多くの人々が経済的困難に直面しています。特に借金に関しては、状況が悪化していると感じている方が多数います。ひまわり司法書士法人が実施した調査によると、金融機関からお金を借りており、滞納している人たちの約70%が、借金の返済状況に変化があったと答えています。
コロナによる借金返済の変化
調査に参加した方の中で、19.8%が「借入額が増えた」と回答し、半数以上の50.7%が「返済が厳しくなった」としています。このような状況は、業種を問わず多くの人々に影響を及ぼしています。
返済が厳しくなった理由
多くの回答者は、緊急事態宣言や営業時間短縮による収入減少を理由に挙げています。例えば、飲食業に従事している方からは、時短営業での客足減や給与減が影響しているとの声が聞かれました。また、旅行業界に身を置く30代女性は、集客が鈍り収入が減ったため、返済が難しくなったと語っていました。特に、中小企業の倒産や廃業が増えたことが、この状況をさらに悪化させています。
家族に借金を隠す理由
借金に対する不安に苛まれている方々の中には、家族にもその事実を隠している人が多いようです。調査によると、46.8%の人たちが「家族に知られていない」と回答しており、その理由としては「心配をかけたくない」「恥ずかしいから」といった答えがありました。
このような身近な人に話せない事情は、精神的な負担を強いられます。特に、過去に借金のトラブルを抱えていた人たちは、再度の非難を恐れていることが多いようです。
返済の見通しはどうなっているのか?
コロナ禍の影響で返済の見通しも立てられずにいる方が多数存在します。具体的には、35.2%の方が「このままだと返済できない」と回答し、21.8%の方が「返済は厳しい」と課題を感じています。
借金返済の見通しについて尋ねると、「収入と支出のバランスを再度見直した」という声や、「司法書士や弁護士に相談してみた」という意見も見られました。回答者の中には、今後のプランを真剣に考えている人も一定数いるようです。
自己破産という選択肢
最終的に、経済的な行き詰まりに直面した場合の選択肢として、自己破産が挙げられます。自己破産に対するネガティブなイメージは根強いものの、実際には新たなスタートを切るための手段となる可能性があります。借金がゼロになり、生活基盤を再構築するチャンスが得られるのです。
まとめ
新型コロナウイルスは、私たちの生活にさまざまな影響を及ぼしています。その中でも、借金の問題は特に深刻です。返済の見通しが立たず苦しんでいる方々は、ぜひ専門家に相談することをお勧めします。ひまわり司法書士法人は、自己破産や債務整理についての相談を受け付けています。新たな出発を切るために、これまでの負担から解放される手助けをしてもらいましょう。
会社情報
- 会社名
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ひまわり司法書士法人
- 住所
- 千葉県印西市草深2171-12
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0476-36-7299