アーリークロスの新制度
2025-12-29 09:22:38

企業型確定拠出年金の新たな運営管理体制を始動するアーリークロス

アーリークロスが推進する企業型確定拠出年金



近年、企業の福利厚生や従業員の資産形成の重要性が高まっています。その中で、企業型確定拠出年金制度(企業型DC)が注目を集めています。この制度に新たな参加者として名乗りを上げたのが、福岡県福岡市に本社を構える株式会社アーリークロスです。

企業型確定拠出年金とは


企業型確定拠出年金は、企業や従業員が毎月一定額を拠出し、その資金を従業員が自ら運用して未来の資産を形成する仕組みです。この制度では、運用方法を従業員自身が選ぶことができるため、主体的な資産形成が可能になります。受取額は運用の成績によって変動するため、リスクを管理しながら運用戦略を立てることが求められます。

「SBI JPERS年金プラン」の提供開始


アーリークロスは、2025年8月6日に厚生労働省から企業型確定拠出年金の運営管理機関としての正式登録を受け、代表事業主として「SBI JPERS年金プラン」の提供を開始しました。このプランは、複数の企業が参加できる総合型であり、企業型DCの運営管理の役割を担うことが期待されています。

このプランでは、SBIグループが提供する金融インフラを最大限に活用し、特に小規模事業所や役員専任の企業にも対応できる制度設計を行っています。また、低コストでのインデックス型商品を主な選択肢として提供し、加入者向けには初期・継続的な投資教育も用意されています。

企業型DC導入のメリット


アーリークロスは、中小企業向けに企業型確定拠出年金の導入コンサルティングや投資教育を行っており、新たな運営管理機関の地位を得たことで、導入から運営までの一貫したサポートが可能となります。

このサポートには、以下のようなサービスが含まれています:
  • - 制度設計コンサルティング:企業の状況に応じた最適なプランの設計を行います。
  • - 規定作成支援:必要な手続きを代行し、負担を軽減します。
  • - 従業員教育プログラム:従業員が制度を深く理解できるよう、丁寧な説明を行います。
  • - 運営支援:導入後も継続的なフォローを行い、制度運営をサポートします。

このように、包括的なサポート体制を通じて、企業や従業員が将来の資産形成をしやすくなります。

展望:福岡から全国へ


アーリークロスは、企業型確定拠出年金制度の運営において、さらなる発展を目指しています。代表取締役の花城正也氏は、「資産所得倍増プラン」や新NISA制度の影響を受けて、特に中小企業における資産形成への取り組みを強化していく意向を示しています。

彼は「日本企業の98%を占める中小企業においては、未だ情報不足から十分な資産形成環境が整備されていないケースが多い」と語り、今後も従業員が将来への希望を持てるようなサポートを提供し続ける決意を表明しました。アーリークロスの取り組みが進むことで、企業型確定拠出年金制度の普及が一層進むことが期待されます。

最後に


企業型確定拠出年金は、従業員が自分自身の未来を考え、計画的に資産を形成する上での重要な手段です。アーリークロスの取り組みを通じて、多くの企業と従業員が今後益々この制度を活用し、安定した将来の実現に繋がることを願っています。


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会社情報

会社名
株式会社アーリークロス
住所
福岡県福岡市中央区春吉3丁目 21-18GEST25ビル
電話番号
092-688-1330

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