足立区のドローン活用
2019-01-22 17:27:50
足立区がドローン活用の新たな取り組みを開始、災害時の対応力を強化
足立区が新たなドローン活用の試み、災害時に向けて協定を締結
東京23区で5番目に人口が多い足立区が、災害時の迅速な対応力を向上させるため、民間のドローン企業「ドローンフロンティア」と協力することとなりました。ドローン活用の協定は、災害時にドローンを利用して、リアルタイムで現場の状況を把握することを目的としています。
災害時の情報収集の重要性
足立区は、一級河川である荒川の氾濫や交通の要所である北千住駅の混雑が大きなリスクを抱えています。大規模な震災が発生した際、多くの人的・物的被害が想定されることから、迅速な情報収集がカギとなります。ドローンを活用することで、従来よりも素早く状況を把握し、適切な対策を講じることができるのです。
ドローン活用の協定内容
この協定により、足立区内の指定された離発着地点から、ドローンが出動し、被災地の空撮を行います。撮影された映像はリアルタイムで区役所内の防災センターに送信されます。これにより、現場の状況を瞬時に確認でき、区の対策本部が迅速に対応を進めることが可能になります。また、今後もドローンの利活用に関する話し合いが継続され、さらなる発展が期待されています。
多岐にわたるドローンの活用
足立区とドローンフロンティアは、橋梁の点検や人命救助といった様々な場面でのドローン活用にも取り組む予定です。こうした試みは、災害時だけでなく、日常的なインフラ点検などにも役立つことでしょう。
ドローンフロンティアの実績
ドローンフロンティアは、東京足立区を拠点とするプロフェッショナル集団であり、数多くの専門技能を持つドローンパイロットが活躍しています。彼らは空撮映像制作や建築分野での点検業務を手がけており、経験と技術を活かして多くの実績を残しています。また、企業や行政におけるビジネスシーンでの運用ノウハウの提供も行い、ドローン業界のリーディングカンパニーとしての地位を確立しています。
結語
今回の協定は、災害時の新たな対策の一環であり、足立区がドローン技術を利用して地域住民の安全を守るための大きな一歩となります。このような先進的な取り組みが、他の地域でも広がることが期待される中、足立区とドローンフロンティアのさらなる活動に注目が集まります。
会社情報
- 会社名
-
株式会社ドローン・フロンティア
- 住所
- 東京都足立区千住旭町38-1東京電機大学千住アネックス4F
- 電話番号
-
03-5284-7594