北海道栗山町の農家向け勉強会で「スキーポン」の効能を学ぶ
2023年3月18日、北海道の栗山町に位置するJAそらち南で、アクプランタ株式会社の中坂高士CCOによる勉強会が開催されました。このイベントは、地域の農家に対してアクプランタが独自に開発した農業資材「スキーポン」についての理解を深めるための機会として実現しました。
勉強会の対象となったのは、JAそらち南に属するピーマンとトマトの生産部会の農家たちです。彼らは,北海道肥料という卸売企業を通じてアクプランタの提案を受け入れ、今後の農業を支える新技術に関心を寄せていました。
スキーポンとは?
「スキーポン」は、酢酸の作用を利用し、植物に対する乾燥および高温への耐性を高めることを目的に開発された農業資材です。近年、北海道でも気温上昇が続いており、果物の黒変現象である「尻腐れ」が問題視されています。このような環境下で成果を上げるために、スキーポンは農家にとって非常に魅力的な選択肢となっています。
勉強会では、実際にスキーポンを使用した農家からの質問も多く、参加者たちはその効果を実感していました。高温や乾燥に強い作物の生産は、水の効率的な使用や収量・品質の維持にもつながります。農業界のニーズに応じた技術革新が求められている今、スキーポンの存在はますます重要となっています。
地域の農業事情とスキーポンの意義
北海道内では、果菜類の生産が盛んであり、農業技術の最新動向を取り入れる姿勢が見受けられます。一方で、温暖化の影響が懸念され、特に高温や乾燥からの影響が農業に与えるリスクが増大しています。気候変動に対する意識が高まる中で、農家の間での情報共有や知識の向上が急務となっているのです。
勉強会は、JAそらち南の農家たちにとって、ただの講演以上の意味を持ちました。現実の農業における課題に向き合う中で、彼らは新しい資材を通じた解決策を見出す機会を得たのです。今後もアクプランタは地域の農業団体との連携を強化し、こうした勉強会を全国各地で積極的に行っていく考えです。
アクプランタ株式会社の紹介
アクプランタは、2018年に設立されたアグリバイオスタートアップで、CEOの金鍾明が理化学研究所での研究を経て開発した「スキーポン」を柱に事業を展開しています。国内外を問わず、緑化や農業分野での研究と実証実験を推進しており、14カ国で利用される実績もあります。特に、減農薬や減化学肥料の需要が高まる中で、持続可能な農業の構築に貢献しています。
このように、アクプランタは未来の農業を支える確かなパートナーとしての役割を担っているのです。今後の活動に注目したいところです。
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お問い合わせ先
アクプランタ広報担当
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会社概要
- - 本社所在地:東京都文京区湯島2-16-9 ちどりビル3F
- - 設立年月日:2018年2月7日
- - 事業内容:農業資材の研究開発・製造・販売
- - ホームページ:アクプランタ公式サイト