バイオサーフェス®の魅力
2013-05-07 11:00:13

日本初のバイオマスマークを取得した人工大理石の新製品、バイオサーフェス®の魅力

日本初のバイオマスマークを取得した人工大理石



最近、MRC・デュポン株式会社が画期的な新商品である「バイオサーフェス®」を発表しました。この商品は、福祉や環境に配慮した素材として注目されており、特に日本初の「バイオマスマーク」を取得した人工大理石という点が大きな特徴です。

バイオサーフェス®の概要



バイオサーフェス®は、植物由来の原料を使用して作られた人工大理石です。特に、デュポン社から提供される飼料用トウモロコシの発酵プロセスから抽出された「デュポン™Susterra®プロパンジオール」を含むバイオベース樹脂を用いています。この素材は、従来のメタクリル系人工大理石、特にデュポンが製造する「デュポン™コーリアン®」と同等の物性を持っており、美しい艶が特徴です。

エコ意識の高まり



バイオマスマークは、環境への影響を低減し、持続可能な社会の実現を目指す動きの一部として誕生しました。このマークを取得することで、化石資源への依存を減らし、循環型社会の実現に寄与することが期待されています。実際、この認証を通じて、京都議定書における二酸化炭素削減量にも貢献できることが公式に認められています。

初回製品とその特性



初回製品として、バイオサーフェス®の洗面ボウルが2013年6月1日に販売開始されます。この商品は、2型の洗面ボウル(品番:1810、さらに品番:1815)をラインナップしており、どちらもサイズは使用しやすさを重視されています。特に、グレイシアホワイトという色合いは多様なインテリアにマッチし、実用性と美しさを兼ね備えています。

建築業界への導入



バイオ建材は建築業界においてはまだ普及が進んでいませんが、MRC・デュポンはこの製品を通じて業界のエコ意識向上を図ります。公共事業におけるエコの導入など、さまざまな用途での応用が期待されています。実際、すでに数社から関心が寄せられており、順調に販売が進む見込みです。

まとめ



今回のバイオサーフェス®の発表は、持続可能な製品開発の一助となるものであり、環境配慮型の建材の未来を切り開くものとなるでしょう。人工大理石の分野でのエコ意識の高まりに貢献し、様々な場面での利用が楽しみです。企業としても環境保護の観点から新たな挑戦を続け、持続可能な社会に向けた取り組みを進めていくことが期待されます。

会社情報

会社名
デュポン・MCC株式会社
住所
東京都千代田区永田町2-11-1 山王パークタワー
電話番号
03-6811-2066

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