FOX NETWORKSが動画アドネットワークを始動
エンターテインメントの世界で強固な地位を築いているFOX NETWORKSが、日本市場において新たな動画広告事業を開始することを発表しました。この事業は、特にエンタメ系サイトに特化したもので、年内には50サイトとの提携を目指しています。
200以上のサイトとの提携実績
FOX NETWORKSは、2008年にイギリスの動画アドネットワーク企業であるUTARGETを買収し、欧米を中心に動画広告事業を拡大してきました。現在、200以上のパートナーサイトを持つ同社は、国内市場でもその足跡を広げようとしています。新たに展開される動画広告メニューは、動画バナーやpre-roll広告、そしてFOXの独自商品である「ビデオサブ」などです。
ビデオサブによる高い効果
特に注目すべきは、「ビデオサブ」を利用した昨年末のテストキャンペーン。このキャンペーンでは、動画視聴後におけるランディングページへの遷移率が10%を超えるという成果が報告されました。これは集客において非常に高い効果を示しており、企業にとってもコスト対効果が高い選択肢となることが期待されます。
新たな広告手法への挑戦
現在、テレビをはじめとする伝統的なマス媒体は成長が鈍化しており、インターネットが新たな成長メディアとして注目されています。この流れを受け、動画広告市場はますます拡大する見込みです。FOX NETWORKSでは、企業が動画広告を利用しやすくするために多様なメニューを開発することが求められています。
これに対し、FOXは狭義のコストパフォーマンスにとどまらず、より広い視野でオンライン広告を活用する環境を整えることが重要だと考えています。また、FOXならではの独自の広告手法や、テレビなど他メディアとの連携を進めたクロスメディアパッケージの開発にも力を入れていきます。
世界最大級のグローバルネットワーク
FOX NETWORKSは、FOX International Channelsのオンライン広告部門であり、世界20カ国に拠点があります。月間200億のインプレッションを販売している同社は、顧客の多様なニーズに応じたオンライン広告サービスを提供しています。今後もFOX NETWORKSの動向には注目が集まることでしょう。
詳しい情報は
公式ウェブサイトをご覧ください。販売窓口は泉亮介さん、媒体窓口は山内優子さんが担当しています。