小児精神支援の新たな形で訪問看護を強化する株式会社ニト

小児精神支援の新たな領域へ

株式会社ニトが新たに開設した「訪問看護事業所ニト」は、発達障害や知的障害、不登校といった心身の課題を抱える子どもたちとその家族を対象に、専門的な支援を行うことを目的としています。これまで、株式会社ケアビィが提供してきた訪問看護サービス「キレイニ」の事業単位を独立させ、新たに「ニト」として再スタートを切っています。

訪問看護の目的

この事業は、子どもたちの心と体の健康を支えるため、精神面での訪問看護を提供します。訪問看護は、週に1回から数回、担当の看護師が家庭に足を運び、個別の課題や特性に応じたケアを行っていきます。特に、発達障害の診断を受けた子どもに加え、「不登校によって社会とのつながりが持ちにくい」と感じている子どもたちに対しても手厚いサポートを行うことが特徴です。日常生活における心身の安定を図るために、生活リズムや気持ちの切り替えについても支援を行っています。

サポートの広がり

「ニト」は、2023年12月から、成人向け精神訪問看護サービスを基盤に、小児向けの支援提供を開始しました。これにより、これまで多くのお子さまに心身のサポートや発達の支援を届けてきました。ニトは、家庭という最も身近な場所で、子どもたちの10年先を見据えた支援を行っています。これからもサービスを拡大し、より多くの家庭に届くよう努めているのです。

代表の思い

代表取締役の川﨑翔太郎氏は、明治学院大学の心理学部を卒業後、株式会社LITALICOで児童養護施設の訪問支援や教室運営に従事し、精神障害グループホームの事業立ち上げを手掛けました。その経験を基に、2025年には小児精神科訪問看護ステーションとして「ニト」を共同で設立しました。川﨑氏は、子どもたちへのサポートがいかに大切か、そして家族の生活を支えることがどれほど重要かを常に念頭に置き、事業に取り組んでいます。

今後の展望

訪問看護事業所ニトは、現在多くの家庭から支援ニーズを受けている状況です。小児向けの精神訪問看護は全国でも不足しているため、ニトは他の支援手段と連携し、医師とも協力しながら、一人ひとりに合わせた支援を提供していく方針です。特に看護師などのスタッフの採用を強化し、より多くの子どもたちを支えるための体制を整えています。子ども支援に関する経験がない方でも歓迎しており、現在活躍しているスタッフは様々な背景を持っています。

お問い合わせ

ニトの創業に向けた思いやカルチャーに関するインタビューも公開しており、興味のある方はぜひご覧ください。詳細な支援内容や採用情報については、公式ウェブサイトをご確認ください。

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【本件に関するお問い合わせ】
株式会社ニト広報担当
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