新たな時代のオフィス空間を提案するIFFT 2023の全貌
2023年も開催される「IFFT/インテリア ライフスタイル リビング」では、働き方改革が進行する中でのオフィス環境の進化がテーマとなっています。特に、今回から新たに就任したディレクターである谷尻誠氏と吉田愛氏が、オフィスという特別企画テーマを基にした空間の提案を行います。
働き方改革とオフィスの多様化
4月から施行される働き方改革関連法に伴い、職場環境への期待が高まっています。シェアオフィスやレンタルオフィス、さらにはサテライトオフィスなど、多様な働き方が広がる中で、オフィスインテリアに新たな注目が集まっているのです。
特に、オフィス空間の機能性とデザイン性が求められる今、どのような家具やインテリアが適しているのか、均一化ではなく個々の企業の特性を反映した空間作りが重要です。
CREATIVE RESOURCEゾーン
さらに会場では、「CREATIVE RESOURCE -空間のための素材と造作-」というエリアが設けられます。このゾーンでは、「自分らしさ」を大切にした空間創造のヒントが提供され、壁紙、タイル、建具などの新しい素材が集まります。建築家やデザイナー、ハウジングメーカーとの出会いを総合的にサポートし、特別企画「オフィス」と連動した素材構成が期待されています。
昨年の出展を通じて、商業施設や住宅に関わる設計・施工・デザイン会社との出会いを果たした折井宏司氏(モメンタムファクトリー・Orii)は、クラフト作品を通じて新たな取引先を増やすことができたと語ります。
多様なゾーン構成
来場者に合った商材をスムーズに提供するために、展示ゾーンは目的別に分けられています。以下のようなカテゴリが設けられており、それぞれに特化した商品が紹介されます。
- - OFFICE: オフィス家具やオフィスインテリア
- - HOME: 家具、ホームテキスタイル、インテリアグリーン
- - ACCENT: アパレル、雑貨、玩具など
- - KITCHEN LIFE: キッチン用品、ライフスタイルフード
- - GLOBAL: 世界中のブランドが一堂に
- - CREATIVE RESOURCE: 素材に特化した空間ゾーン
- - JAPAN STYLE: 日本のデザインと工芸の発信
- - MOVEMENT: 最新デザインのトレンド
IFFT/インテリア ライフスタイル リビング 概要
IFFTは、東京ビッグサイト南ホールで開催され、家具産地からの出展のみならず、インテリア全般に関わる商材が集まる見本市です。
- - 会期: 2019年11月20日-22日
- - 主催: 日本家具産業振興会、メッセフランクフルト ジャパン株式会社
- - 出展対象: 小売店、専門店、インテリアデザイン事務所、商業施設関連などが来場対象となります。
まとめ
IFFT 2023が、働き方の多様化に伴いどのような影響を与え、どのようにオフィス環境を発展させていくのか、注目が集まります。新たな時代のインテリアビジョンを探求するために、多くの参加をお待ちしています。