高校生たちの手話スピーチコンテストが迫る!
2023年8月31日、東京の有楽町朝日ホールにて、第42回全国高校生の手話によるスピーチコンテストが開催されます。主催は株式会社朝日新聞社で、一般財団法人全日本ろうあ連盟、社会福祉法人朝日新聞厚生文化事業団との共催で行われます。このコンテストは、手話の普及と福祉教育の推進を目的として1984年に始まり、今年で42回目を迎えます。
コンテストの概要
このスピーチコンテストでは、「私が出会った忘れられない言葉」「今の社会に足りないもの」というテーマに基づき、合計62名の応募者の中から厳正な審査を経て選ばれた10名の高校生が自らの思いや経験を手話で表現します。参加者たちは、それぞれの背景を持ちながら、手話を通じて自分自身や社会について考えを深め、心からのメッセージを届けます。
スケジュール
- - 日程: 8月31日(日)
- - 時間: 12時30分から16時まで
- - 会場: 有楽町朝日ホール(東京都千代田区有楽町2-5-1、有楽町マリオン11階)
当日のプログラム内容
- - 高校生10名によるスピーチと質疑応答(1人約10分)
- - 特別プログラム:東京2025デフリンピック応援アンバサダーの川俣郁美さんによる、大会の魅力や見どころの解説
- - 表彰式
当日は出場者たちの熱い思いが込められたスピーチが展開され、手話の力を感じさせる貴重な時間となることでしょう。
出場者の紹介
出場者は、以下の高校から選ばれた高校生たちです。
- - 栃木県・おおぞら高等学院宇都宮キャンパス:竹内 美紗(2年)
- - 埼玉県・浦和明の星女子中学・高等学校:大屋 玲菜(2年)
- - 千葉県・日出学園高等学校:久川 晴葉(1年)
- - 東京都立上野高等学校:森永 うらら(3年)
- - 静岡県立三島南高等学校:永田 千怜(2年)
- - 愛知県・桜花学園高等学校:黒田 優子(3年)
- - 新潟県立燕中等教育学校:本田 妃麗(2年)
- - 愛媛県・済美平成中等教育学校:吉田 理紗(2年)
- - 大分県・大分東明高等学校:坂東 乙花(2年)
- - 宮崎県立妻高等学校:神田 実和(1年)
手話の普及と未来
この大会は、手話の楽しさや重要性を広める活動の一環として位置付けられています。多くの出場者が、家族や友人とのコミュニケーションを通じて手話に関心を持ち、卒業後も福祉や医療、教育などさまざまな分野で手話を活かしていくことが期待されています。
主催者側では、観覧者も募集しており、詳細は朝日新聞厚生文化事業団のホームページで確認できます。手話を通じた高校生たちの挑戦や、彼らの思いをぜひ現地で観て、応援しましょう!
取材のお問い合わせ
取材を希望される場合は、朝日新聞厚生文化事業団までご連絡ください。皆さまのご参加を心よりお待ちしております。