一般財団法人H2Oサンタ 10周年の歩み
一般財団法人H2Oサンタが2025年11月2日に設立10周年を迎えました。この節目を祝うにあたり、当財団は今までの支援に感謝し、これからの活動を新たなスタートラインと位置付けています。設立以来、当財団は「こども支援」をテーマに、地域社会にチャリティーの文化を創造することを目標に活動を行ってきました。具体的には、個人の持つ「時間」「技能」「モノ」「情報」といった資源を活用し、さまざまな社会貢献に繋げる活動に注力しています。
設立の背景と活動の理念
H2Oサンタの活動は2012年に始まったもので、2015年に法人化されました。「誰もが誰かのサンタになれる。」という合言葉の下、地域社会での支援を重要視し、阪急うめだ本店を基点に活動を広げてきました。現在では、阪急阪神百貨店の店舗を含む約250店舗で、さまざまなプロジェクトを展開しています。
主な活動内容
1. 啓発や募金活動の推進
H2Oサンタは、自らの店舗をチャリティーの場とし、地域のこども支援団体と連携した宣伝活動を行っています。現在までに109団体との連携を実現し、定期的に行われる「チャリティートークイベント」では、支援団体の声を多くの人々に届け、支援の輪を広げる努力が続けられています。また、年に2回開催される「H2Oサンタ NPOフェスティバル」では、多くの団体が一堂に集まり、情報交換と協力の場を提供しています。
2. 寄付イベントの開催
百貨店との協力をもとに、ユニークなイベントも展開しています。「世界にひとつだけのブライス」チャリティーオークションや、チャリティーダンスフェスティバルなど、楽しい体験を通じて寄付に参加できる場を提供しています。
3. ボランティア活動
多くのボランティアが参加できるよう、希望者と団体をつなぐ取り組みも強化しています。2025年10月までに1,500名のボランティアが活動をしており、特に障害児に水泳体験を提供するプログラムなどが高い評価を得ています。
4. 調査と報告
シンポジウムの開催や「チャリティー活動報告」の発行を通じて、こども支援の実態を探求し、より多くの人々に情報を発信しています。コロナ禍では、YouTubeを活用しての情報発信も強化されました。
今後の展望
この10年間の活動を振り返り、H2Oサンタはデジタル技術の活用や新たな企業との協力を進めることで、チャリティーを日常の一部とする文化を広めることを目指しています。これからも多くの方々が「誰かのサンタになりたい」と思えるような支援を続けていくことでしょう。詳細は特設ページをご覧ください。
H2Oサンタ 10周年特設ページ
H2Oサンタの理念
一般財団法人H2Oサンタは、阪急阪神百貨店やその他のリテイリンググループの社会貢献団体であり、地域でのこども支援を中心に活動しています。
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