株式会社いえらぶGROUPが提供する不動産業者間流通プラットフォーム「いえらぶBB」のWeb申込み機能がアップデートされ、ワークフローの自動化が実現しました。このアップデートにより、おとり物件の防止、情報連携の効率化、顧客満足度の向上に貢献すると期待されています。
おとり物件防止と顧客満足度向上を実現
近年、不動産業界ではおとり物件の存在が問題視されています。いえらぶGROUPが実施した調査によると、2024年2月時点で67.2%のエンドユーザーがおとり物件に出会った経験があると回答しました。
今回のアップデートでは、賃貸借契約の締結時や保証会社の審査通過時といったタイミングで物件掲載を自動で停止する機能が追加されました。これにより、営業機会を損失することなく、おとり物件の発生を防ぐことが可能になります。さらに、同じタイミングで2番手以降の申し込みをキャンセルする設定もできるため、顧客や賃貸仲介会社の待ち時間の削減にもつながります。
効率的な情報連携と業務の自動化
従来のWeb申込み機能では、不動産会社ごとにステータス編集や自動通知の設定が可能なものの、任意のステータス完了時にアクションを設定することはできませんでした。本アップデートにより、ワークフローの自動化を実現することで、ヒューマンエラーを減らし、迅速かつ正確なサービス提供が可能となります。
いえらぶBBの機能と利便性
「いえらぶBB」は、賃貸管理会社と賃貸仲介会社をつなぐ無料の業者間流通プラットフォームです。物件流通から内見予約、申込み、保証審査、契約までを一気通貫でオンライン化できるため、不動産会社の業務効率化に大きく貢献しています。
いえらぶGROUPの取り組み
いえらぶGROUPは、「ITの力を使って不動産会社の業務を効率化する」という理念のもと、2008年に設立されました。不動産業界向けバーティカルSaaS「いえらぶCLOUD」「いえらぶBB」は全国25,000社以上で利用されており、不動産業界のDXを推進しています。
今回のアップデートは、不動産業界における課題解決に大きく貢献するものであり、今後の発展が期待されます。