日本最大の革のトレードショー、「第101回東京レザーフェア」開催
令和元年12月4日(水)と5日(木)に、都立産業貿易センター台東館にて「第101回東京レザーフェア」(以下、TLF)が開催されます。本イベントは、日本全国の皮革関連企業57社が構成する協同組合資材連によって主催され、日本最大級の革及び皮革関連資材のトレードショーとして、業界の発展を目指して年2回行われています。
TLFは、革や関連副資材の新たな可能性や魅力を広く発信するプラットフォームです。過去のイベントでは150社以上が参加し、6000人を超える来場者が集まりました。前回の100回目の開催時には、浅草神社で行われた前夜祭がSNSなどで注目を集め、多くの方々に拡散されました。今回は、「150年近く続く革靴の生産地である浅草の一面を楽しみながら知ってほしい」をテーマにした参加型イベントも同時開催されます。
連動したデザインコンテスト「TLF革のデザインコンテスト2019」
今年で9回目を迎える同コンテストでは、ファッションや生活雑貨、インテリアにおける革製品の新たな価値を探るデザインアイデアが募集されています。コンテストはデザイン画のみを提出する「クリエイティブ部門」と、実際に製作を行う「プロダクト部門」の2部門に分かれ、特に専門学生や大学生からの応募が多く、今年の応募数は前年を超えています。表彰式はTLFの会場内で行い、受賞作品を展示します。
トレンドセミナーと最新マテリアル展示
東京レザーフェアでは、リネアペッレ トレンドセレクションの責任者であるアントネッラ・ベルタニン氏を招いて、2020-21年秋冬トレンドセミナーも開催されます。講義では、トレンドに対する新たな視点が提示され、イタリアのミラノで開かれる世界最大のマテリアル見本市「リネアペッレ」の最新トレンドが紹介される予定です。
無料プレゼントや実演コーナーも
来場者には「革製コースター」をプレゼントする企画もあり、各ブースで色や素材による多様性が楽しめます。また、「MY-COLORS」という新製品を使ったペイント実演コーナーも設定され、靴やカバンにカスタマイズペイントを施す様子を見ることができます。
ものづくり現場のスペシャリストたちの講演
本フェアでは、靴作りや皮の鞣しを行っている職人による講演も行われます。現場の話が聞ける貴重な機会で、モノ作りの楽しさや奥深さを体感できるでしょう。
同時開催!浅草エーラウンド主催のイベント
さらに、革製品の制作に興味がある方や既に始めている方に向けたワークショップも充実しています。「nijigamitool」を使った型紙の作成実演や、量産が容易な形のバッグ製作など、実際に手を動かしながら学べる機会が提供されます。
TLFは、革に関心がある方はもちろん、モノづくりを愛するすべての人々にとって魅力あふれるイベントです。興味のある方は是非とも足を運んでみてください。公式サイトに登録すれば、誰でも無料で入場できます。詳細は
こちらを参照してください。