良縁守「くくる」
2024-11-29 10:37:23

原宿・穏田神社から発表された新しい良縁守「くくる」とその想い

新年の良縁を願う特別なお守り "くくる" が登場



2025年1月1日、東京・原宿にある穏田神社では新たに、金沢美術工芸大学との共同制作による良縁守「くくる」が頒布されます。これは、金沢の伝統工芸である九谷焼と真田紐を使用したお守りで、特に新しいスタイルを提案した一品です。市場価格は3,800円で、その一部は能登半島地震の復興義援金として寄付されるという地域への思いやりも込められています。

お守り「くくる」の特長


「くくる」は身近に持てるお守りとしての新たなスタイルを志向しており、鞄や手首などさまざまな場所に身につけることができます。そのため、日常生活の中で常に愛用できるアイテムです。サイズ感は、陶器部分が45×45×13mm、紐部分が600×12mmというコンパクトさを誇ります。

制作の背景とプロジェクトの理念


穏田神社は加賀藩前田家と縁が深い存在であり、その伝統を次世代に繋げる取り組みとしてお守りの制作が企画されました。特に、2024年に発生した能登半島地震を背景に、地域への復興支援と伝統工芸技術の保存が重要視されています。このプロジェクトには金沢美術工芸大学から2名の学生が参加しており、デザインから制作に至るまで幅広く関わっています。

選ばれた学生たちは、宮司の「人を想い未来を願う」という哲学を基に、穏田神社と石川県の関係性を深く理解し、それをデザインに落とし込みました。陶器部分は全ての絵付けを学生が担当しており、オリジナルな美しさを持っています。

九谷焼と真田紐の融合


お守りの陶器部分には、九谷焼の「白九谷」を採用し、デザインには前田家の梅鉢紋と穏田神社の紅白梅が含まれています。このデザインは、穏田神社の豊かな自然や地域の特性を反映しており、真田紐部分には独自の組み合わせが施されています。

真田紐の色合いや模様には、穏田の歴史と現代の原宿を表現する意図があります。「人や自然が共に調和して循環していく未来を目指す」という願いを込めたデザインで、製作は宮吉製陶と織元「すみや」が手がけています。

宮司の想いと地域の支援


穏田神社の宮司は、コロナ禍を通じて多くの人々にとっての「心の拠り所」となることの重要性を感じ、それに適した施策を導入してきました。今回のお守りのプロジェクトは、伝統工芸と現代のニーズを結び付けるものとして、地域の未来への思いを強く反映しています。

「良縁守『くくる』を手にすることで自分の願いを結びつけてもらいたい。ただの『お守り』ではなく、人と人を繋ぐ存在となることを願っています」と、宮司は想いを語ります。

まとめ


良縁守「くくる」は、単なるお守りにとどまらず、地域への感謝や、未来への希望を込めた特別なアイテムです。制作過程やデザインの裏話などは穏田神社のHPやSNSで発信される予定で、今後の展開が楽しみです。このお守りを通じて、日常の中で思いを結ぶという新たな体験をしてみてはいかがでしょうか。

穏田神社のホームページで詳細をチェックできます!


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会社情報

会社名
穏田神社
住所
東京都渋谷区神宮前5-26-6穏田神社
電話番号
03-3407-7036

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