最近、個人の資産運用に対するニーズが多様化しています。そんな中、株式会社スマートプラスが提供する投資プラットフォーム「Digital Wealth Manager+」(DWM+)を活用した新しいサービスが注目を集めています。この度、REAL LIFE株式会社がこのDWM+を採用し、「REAL LIFE Wealth Manager」として日米株式投資の一任運用サービスと債券取引サービスを2025年6月30日に開始することを発表しました。
REAL LIFEの背景と狙い
REAL LIFEは「販売代理店から購買代理店へ」という理念の元、顧客基点の価値を提供する企業へとシフトしています。この理念に基づき、保険業務から証券サービスへの拡張を図ることとなりました。2021年の設立以来、同社はつねに顧客と共に考え、より充実したライフプランをサポートすることを目指してきました。
特に、最近の金融市場の変化は、資産運用のニーズを高めています。新NISA制度の導入や長期金利の上昇により、保険とお金の使い道をうまく組み合わせた金融サービスの必要性が高まっています。このニーズに応えるため、REAL LIFEではDWM+を取り入れ、資産形成を目的としたサービスを提供することを決定しました。
提供されるサービスの内容
1.
日米株式アクティブ型投資運用サービス「+Alpha」
「+Alpha Japan」と「+Alpha US」の2つのサービスがあり、それぞれ異なる市場にフォーカスしています。日本市場ではTOPIXを上回るパフォーマンスを目指し、厳選された企業に投資する戦略を採用しています。アメリカではS&P500を上回ることを目指し、大型株と中小型株の両方に投資し、特に市場のトレンドや業績に着目した運用を行います。
2.
債券取引サービス
近年の長期金利上昇を見据え、安定した利回りを求める投資家に向けて米ドル建て債券を取り扱うサービスを展開します。これにより、安全かつ安定した収益を提供する姿勢が強調されています。
保険代理店が持つ強み
「REAL LIFE Wealth Manager」は、従来の保険業務と証券業務をスムーズに統合し、顧客に対して全てのライフステージにおける包括的なサポートを提供する予定です。保険による「守り」と、投資による「攻め」の戦略をバランス良く組み合わせることで、顧客の期待に応える一貫した資産運用を提案します。保険と証券という異なるサービスを組み合わせることで、より深いニーズに対応し、顧客のライフプランを支援することが目的です。
DWM+の特徴
DWM+は、ユーザーが自社ブランドの証券サービスを手軽に構築し提供できるプラットフォームです。これにより、各事業者は独自の運用戦略を簡単に実装でき、日米株式を対象にしたアクティブ型投資運用サービスや債券取引機能を利用することができます。サービス提供までのスピードの速さも魅力です。最短2週間でサービス開始が可能というフレキシブルさが、多くの企業に支持されています。
まとめ
REAL LIFE株式会社が提供する「REAL LIFE Wealth Manager」は、保険代理店が持つ専門性を生かし、真の顧客本位のサービスを実現しています。これからの金融市場や投資環境の変化に対応しつつ、顧客のライフプラン全体を支える体制を整えることに成功しています。金融サービスのあり方が進化する中で、今後の展開にも期待が寄せられます。