学研の「学びマップ」が2024年度グッドデザイン賞を受賞
株式会社学研ホールディングスが展開する“学びの地図”「学びマップ」が、2024年度グッドデザイン賞を受賞したことを発表しました。この受賞は、日本デザイン振興会が主催するもので、教育の新しい形を提示する画期的なWebサイトに贈られます。
学びマップとは
「学びマップ」は、乳幼児から大人までのさまざまな成長段階や学ぶ内容を整理した、学研オリジナルの学びのガイドです。子どもの成長というテーマに基づき、学びが好奇心を刺激し、希望を与え、人々が豊かに生きるための楽しい体験であることを考慮して設計されています。
評価のポイント
グッドデザイン賞において評価されたのは、ユーモラスなイラストと明るいデザインを用いて人間の成長過程の重要な要素をわかりやすく表現した点です。年齢や学年に合わせて異なる学習や趣味の変化を体系的に整理し、教育情報を親しみやすい形式で提供していることが功を奏したと思われます。評価コメントには「一般にはつかみづらい教育情報を教育関係者や一般の方々に向けて親しみやすいコンテンツにしたことが貴重」とあり、受賞を大いに喜ばしいと受け止めています。
未来への展望
今後、学びマップは中学生からシニア世代までの対象を拡大し、「私たちの人生を豊かにする羅針盤」となることが期待されています。現在は小学6年生までの情報でスタートしていますが、100歳までの成長の流れを視覚化する計画も進行中です。このマップを通じて、学研は「すべての人が心豊かに生きるための学び」を提供することを掲げ、今後もまた新たな発信をしていく意向を表明しています。
学研ホールディングスについて
株式会社学研ホールディングスは、1946年に創業し、教育や医療福祉に関する事業を展開しています。教育においては「学研教室」などの学習塾事業や教材の提供を行い、医療福祉分野では高齢者向け住宅サービスや子育て支援事業にも力を入れています。グローバルに150カ国以上で事業を展開しており、今後の成長が期待されます。