FABMonitorで生産性向上
2024-12-02 11:52:35

富士ソフトが新たな生産性向上を実現するアプリ「FABMonitor」を発表

富士ソフトが導入する新しいAI技術



富士ソフト株式会社は、2024年12月2日(月)より、工場向けの異常行動検知アプリケーション「FABMonitor」の販売を開始します。このアプリは、i-PRO製のAIネットワークカメラに独自に開発した行動検知AIを組み合わせることで、工場作業者の作業ミスや体調管理を支援します。

生産性向上の背景とニーズ


近年、多くの企業が「生産性の向上」を求める中、デジタルトランスフォーメーション(DX)やAIの活用がますます重要視されています。しかし、工場現場では初期投資の負担が大きく、なかなかDX化が進まない現状があります。富士ソフトはこの課題に目を向け、i-PROと協力しながら、より身近に扱えるITソリューションを提供しています。

FABMonitorとは


「FABMonitor」は、AIネットワークカメラにアプリケーションをインストールするだけで運用が可能です。これにより、ハイスペックなPCやクラウドの導入は不要で、導入コストを大幅に低減。また、作業者の行動をリアルタイムで監視し、異常行動を検知することが、新たな業務の効率化を生み出します。

幅広い機能で作業環境を支援


FABMonitorは、作業者の作業ミスの検知だけでなく、熟練者と初心者の違いを識別することも可能です。さらに、作業者の体調不良の兆候を理解し、健康管理へも貢献する機能を備えています。これにより、工場の作業者が安心して働ける環境を構築することが狙いです。

今後は、i-PROの新製品に向けたバージョンアップを行い、作業者に関する高度なデータ分析を提供していく予定です。

価格とサービス内容


「FABMonitor」は通常プランとPOC(Proof of Concept)導入プランを用意しています。通常プランは、ライセンスが198,000円(税込)とPCアプリケーションが220,000円(税込)となっています。また、POC導入プランでは、行動検知AIを使って分析を行い、結果を簡易レポートにまとめて提供します。

このサービスは工場作業者の異常行動をリアルタイムで検知し、正常時の作業動作や作業工程の分割タイミングを学習します。教育訓練を受けたスタッフが、必要に応じてサポートを行うことも可能です。

まとめ - AI技術で生産現場を革新


このような新しい技術の導入は、工場における作業効率を飛躍的に向上させるだけでなく、安全性向上にも寄与するものです。富士ソフトが開発した「FABMonitor」が、今後どのように工場の現場を支えていくのか、非常に注目されるところです。

詳しい情報は、こちらからご覧いただけます。


画像1

会社情報

会社名
富士ソフト株式会社
住所
神奈川県横浜市中区桜木町1-1
電話番号
045-650-8811

関連リンク

サードペディア百科事典: 富士ソフト i-PRO FABMonitor

Wiki3: 富士ソフト i-PRO FABMonitor

トピックス(IT)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。