デスクワークを効率化するツール「Yoom」と「Kairos3」がAPI連携開始

業務効率化が期待される「Yoom」と「Kairos3」の連携

昨今のビジネス環境において、業務効率化は企業の競争力を左右する重要な要素です。そんな中、デスクワークの自動化に特化したハイパーオートメーションツール「Yoom」を提供する Yoom株式会社が、カイロスマーケティング株式会社のブランド「Kairos3」というツールとのAPI連携を発表しました。この新たな連携により、販売促進やリード獲得、営業活動の効率化がよりスムーズに実現されることが期待されています。

「Yoom」とは何か？

「Yoom」は、その名の通り、デスクワークを自動化するためのツールです。AI技術やAPI、RPA（ロボティック・プロセス・オートメーション）、OCR（光学文字認識）など、最先端のテクノロジーを駆使して、さまざまな事務作業をすばやく簡単に自動化します。従来のRPAでは対応しきれなかったような複雑な業務プロセスにも対応できるため、企業は労力を大幅に削減しながら、より重要な業務にリソースを集中できるようになります。現在、Yoomは300以上のアプリやサービスと連携しており、これからもその範囲を拡大していく方針です。

「Kairos3」の魅力

一方の「Kairos3」は、営業支援とマーケティングの機能を兼ね備えたMA（マーケティング・オートメーション）およびSFA（営業支援システム）ツールです。その特徴は、次に取るべきアクションをデータに基づいて提示することです。これにより営業チームは、精度の高いリード情報をもとに営業活動を行うことができ、マーケティング部門は見込み客の行動をより深く理解することが可能となります。

API連携のメリット

今回のAPI連携によって、Yoomは300種以上のツールと簡単にデータを連携できるようになります。例えば、以下のような業務フローが自動化される可能性があります。

1. CRMとの情報連携：kintoneやSalesforceなどのCRMに蓄積されたリード情報を「Kairos3 Marketing」に転送し、次のアクションに活用できます。

2. 案件情報の自動更新：契約がクラウドサインなどで完了すると、自動的に「Kairos3 Sales」の案件情報が更新され、手作業での煩雑さが解消されます。

この連携により、営業担当者は情報整理にかける時間を削減し、クライアントへのアプローチに専念することができます。さらに、営業活動から得られたデータはマーケティング戦略の見直しにも活用できるため、企業全体のパフォーマンス向上にも寄与するでしょう。