ママパティシエラボの誕生とその背景
パティシエの世界は、常に新しいアイデアやトレンドが求められていますが、一方で多くの新卒パティシエが早期に現場を去る現実も存在します。なんと、10年以内に離職する率は99%を超えるとも言われています。この環境の変化に対応するため、Mama Patissier Director's Labo(以下、ママパティシエラボ)が創設されました。
当ラボの目的は、経験豊富で技能高いパティシエが企業の製品開発をサポートし、理想の品質を実現することです。現役ではないがスイーツ作りには情熱を持つパティシエたちが集まり、その専門知識を企業に還元します。
企画パティシエチームの役割
ママパティシエラボには、商品企画や開発の経験を有するパティシエが揃い、独自のメソッドを全員が学ぶことで、より強固なチーム力を発揮しています。定期的な交流会や企画ミーティングでは、様々な視点からアイデアを出し合い、最高の製品を開発するための場を提供しています。このようなブレインストーミングによって、新しい商品のコンセプトが生まれ、企業のニーズに応じたカスタマイズが可能になります。
ラボの特長
1.
専門性の高いパティシエチーム: メンバーはお菓子作りのスキルだけでなく、商品企画に関する専門知識も兼ね備えています。これにより、質の高い商品開発が実現します。
2.
フレキシブルな働き方: コロナウイルスの影響を受け、リモートワークが一般的になった今、企業のニーズに応じた柔軟なサポートが求められています。ママパティシエラボは、案件に必要なスキルを持つパティシエを選抜し、プロジェクトに応じた協働を行います。
3.
企業の支援: 商品販売やマーケティングに関する課題を解決するため、リモートでの支援も強化しています。これにより、顧客のニーズに合った商品を効果的に市場に提供することが可能となります。
今後の展開
ママパティシエラボは今後もより多くの企業と連携し、パティシエの技能を最大限に生かした商品開発を進めていきます。特に、時と場所にとらわれず働くことができるスキルを活用し、個々のパティシエが自分らしい働き方を実現する手助けをしていきます。
著者プロフィールと団体概要
ママパティシエラボを運営するSweets Conceptの若狭薫氏は、多様な資格を持つスイーツ企画コンサルタントとして、数多くの企業で商品開発に携わっています。彼女のバックグラウンドを活かし、ママパティシエラボの活動は今後ますます注目を集めることでしょう。
設立は2021年1月で、川崎市に位置する当団体は、復職支援や教育事業の展開を行っています。企業側が求めるパティシエ人材の育成を手がけることで、業界全体の活性化にも貢献しています。
お問い合わせ
本件に関するお問い合わせは、以下の連絡先までお願いします。
ママパティシエラボは、未来のスイーツ開発を支える重要な存在として、さらなる成長を目指しています。