アートで暮らし
2025-10-10 16:12:30

積水ハウス、アートのある暮らしをテーマに価値検証プロジェクトを開始

アートのある暮らしの未来を探る



住まいの新たな価値を追求する積水ハウス株式会社は、「アートのある暮らし」の概念を取り入れるプロジェクトを開幕しました。この試みは、積水ハウスのグループ会社、積水ハウス イノベーション&コミュニケーション株式会社(以下、積水ハウス イノコム)によるもので、2024年に開催される第1回リバースピッチイベントがきっかけとなっています。

プロジェクトの概要


このプロジェクトは、新しい顧客体験を創出するために企業やアイデアを募集した結果、株式会社カラーアンドデコと株式会社The Chain Museumとの協業が実現しました。具体的には、アートが暮らしに与える影響を検証することを目的としており、特に心理的・感覚的な側面に焦点を当てています。

「アートが人の生活に与える影響を研究するために、慶応義塾大学の川畑秀明教授と共同で研究を進めています。この研究は、住まいにおけるアートの役割を再評価し、より豊かな生活体験を提供することを目指しています」と、積水ハウス側は述べています。

体験プログラムの実施


具体的な実施内容としては、全国初となる体験プログラムが積水ハウス 大阪中央支店で行われます。以下の3つの施策が予定されています:

1. ライフニットアトリエでのアート体験
- 実施内容: 現代アート作品を展示し、来訪者が直接アートに触れる体験を提供。
- 場所: ライフニットアトリエ梅田
- 見学可能期間: 2025年10月16日~12月初旬

2. 展示場でのアート体験
- 実施内容: イズなんば展示場にて、アートの体験展示を行い、アーティストトークも開催。
- 場所: イズなんば展示場
- 見学可能期間: 2025年10月11日~13日

3. 新居でのアート体験
- 実施内容: 新築オーナーにプロがセレクトしたアート作品を1か月間貸し出す。新たな住空間でのアートの価値を実体験します。

このプログラムを通じて、アートが生活にどのような価値をもたらすのかを検証し、その結果を基に「アートのある暮らし」のサービス化を進める計画です。

積水ハウスの未来


積水ハウスは、オープンイノベーションを通じて新たな顧客価値の創造に挑戦し続けています。自社の強みを生かし、住まい手の感性や幸せを育む新しいサービスを提案することで、より良い生活体験を提供していくことが期待されます。また、ユーザーのニーズに応じた柔軟な提案が可能になることで、より多くの人々にアートの大切さを伝えていくことでしょう。

役割の拡大


積水ハウスの価値検証プロジェクトは、企業の枠を超えた協業の重要性を示すものでもあります。特に、社会的な価値を生み出すために、他の企業や団体との連携が今後の展開の鍵となると考えられています。

積水ハウス イノコムは、オープンイノベーションを活用した事業創造に力を入れ、社会課題の解決に寄与することを目指しています。これからの「アートのある暮らし」プロジェクトの成果に期待が高まります。


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会社情報

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