自治体総合フェア2025: ベルシステム24の取り組み
2025年7月16日から18日、東京ビッグサイトで開催された「自治体総合フェア2025」に、株式会社ベルシステム24が出展しました。この展示会には、3日間で合計8,648名の来場者があり、自治体向けの新たなソリューションが紹介されました。
住民サービスと業務効率化
ベルシステム24は、自治体向けのBPO(ビジネスプロセスアウトソーシング)サービスを通じて、住民サービスの向上や自治体職員の業務効率化を支援しています。特に、デジタルとアナログの両方を活用したコミュニケーションの実現に取り組み、誰もが取り残されないデジタル社会を目指しています。
本展示会では、「生成AIによる住民対応を当たり前に」、「待たない窓口を実現する」という2つのコンセプトが掲げられ、生成AIを活用した行政窓口での応答サービスや窓口業務効率化のソリューションが紹介されました。来場者からは高い関心が寄せられました。
生成AIによる住民対応
展示ブースの中心は、生成AI応答サービスでした。伊藤忠テクノソリューションズの生成AIチャットボットと、ベルシステム24の有人対応を組み合わせた新たなサービスが、デモンストレーション形式で紹介されました。この生の声として、「住民からのセンシティブな問い合わせに対して有人対応の選択肢があるのは非常にありがたい」という意見が寄せられました。実際に埼玉県戸田市で行われた実証実験を通じて、回答精度の向上や地域住民からの高評価を得ています。
さらに、自治体の公式ウェブサイトから情報をクローリングすることで誤回答を防止する仕組みも画期的と評判です。
待たない窓口を実現
もう一つの大きなテーマは、窓口業務の効率化に関するものでした。株式会社TACTが提供する窓口予約サービス「FrontDesk」の実演を通じて、利用者がどのようにこれらのサービスを活用できるかを紹介しました。来場者からは、「予約と来庁対応の両方にシステムで対応できるのは魅力的だ」との声が多数寄せられました。
さらなる取り組みと今後の展望
展示会では、その他にもお問い合わせを一元化し、職員の業務効率化と住民満足度向上を目指した取り組みや、カスタマーハラスメント対策のサービスを紹介しました。
ベルシステム24は、今回の展示会を通じて得た知見を生かし、今後も自治体のDX(デジタルトランスフォーメーション)を支援し、持続可能な自治体運営の実現を目指します。市民の生活向上と職員の業務軽減を両立させるための新たなソリューションを創出し続けることを宣言しています。
企業情報
株式会社ベルシステム24は1982年に設立され、以降多様な企業の消費者との接点を担うコミュニケーション基盤を築いてきました。デジタル技術と人材力を融合し、クライアント企業のビジネス進化を加速させるパートナーとして、持続可能な社会の実現にも寄与しています。
詳細については
公式サイトをご覧ください。