文京学院大学の板垣舞雪さんがスピーチ部門で奨励賞を受賞
2025年12月6日、華やかな舞台で開催された「話してみよう韓国語」東京・学生/一般大会で、文京学院大学外国語学部4年生の板垣舞雪さんが奨励賞を受賞する快挙を成し遂げました。この大会は、幅広い年齢層とレベルの韓国語学習者が集う大規模なスピーチコンテストであり、毎年盛大に開催されています。
「話してみよう韓国語」大会の歴史と意義
このイベントは、2003年に東京と大阪で始まり、2005年以降は全国で開催されるように拡大しました。今や全国7都市で行われるこの大会は、韓国文化の普及と日韓交流を促進する大切な機会となっています。特にスピーチ部門は、一人一人が5分間で自分の持ち味を引き出し、韓国語の発音や表現力を競うため、参加者には高度なスキルが要求されます。
板垣舞雪さんの挑戦
板垣さんは、既に2021年の大会で一般スキット部門の優秀賞を受賞した実績を持ち、今回は再度注目を浴びました。彼女が今回の本選で発表したテーマは「私の最高の姿」。このテーマに基づいて自らの思いや体験を織り交ぜたスピーチは、4年の大学生活の集大成とも言えるものでした。また、彼女は韓国・光云大学への留学経験があるなど、語学力を高める努力を重ねてきました。
本選では、審査基準として発音・表現(50点)、内容・構成(40点)、暗唱(10点)が設けられ、板垣さんのスピーチは特に発音と表現力において高評価を受けました。
受賞に対する感謝の言葉
受賞後のコメントでは、「多くの人々に支えられて、このスピーチを完成させることができた」という言葉が印象的でした。板垣さんは、韓国人の友人や周囲の協力への感謝を忘れず、「日本と韓国の架け橋になりたい」という今後の目標を語りました。彼女は留学や資格取得を通じて磨いてきた語学力をもとに、さらなる成長を志しており、その意気込みから期待が感じられました。
文京学院大学の未来
文京学院大学は、今後も学生たちが国際舞台で活躍できるよう、語学実践の場を提供することで国際交流力を高めていく方針を掲げています。今回の板垣さんの受賞は、その努力の一環としての成果とも言えるでしょう。今後もこのような学生の活躍を通じて、大学全体の国際的な貢献が期待されます。